ラッパーのJay-Z(本名:Shawn Corey Carter)が自身のベンチャーキャピタルを設立予定だと、Axiosが発表した。現時点で、具体的な投資先は不明だが、スタートアップ企業にフォーカスするとのこと。
過去には、レコード会社「Roc-A-Fella Records」を立ち上げ、「Def Jam Recordings」のCEOも兼任したりと、ビジネス業界でも才能を発揮してきたことは有名だ。



ビジネスパートナーには、Jay-Zが創設した「Roc Nation」のCEOであるJay Brownがおり、これまで企業活動の一環として、テック企業に投資をしてきた。今回この2人が、手を組みファンドを設立するにあたって、起業家のSherpa Capitalを迎えるそうだ。
これまでにも、数多くの企業に投資してきたが、最も成功した投資に「Uber」が挙げられるだろう。一方で、投資先が買収されたり、破綻してしまった例もあった。
今回の動きで世界中から注目が集まっているのは、言うまでもない。今後の投資活動が楽しみだ。

また、近年ビジネスでの活動に注目されることも多いJay-Zだが、アーティストとしての影響力は依然として大きい。
2017年2月22日午前(現地時間)、2017年の「Songwriters Hall of Fame(ソングライターの殿堂)」が発表された。



今回、ラッパーとして史上初の受賞となる。
 

彼のTwitterのコメントから、相当嬉しかったに違いない。
HipHop界からの殿堂入りということで、今後はそのカリスマラッパーらも続いて受賞するのではないかとの期待が膨らむ。
その他には、Jimmy Jam and Terry Lewis(ジャネット・ジャクソン、マライア・キャリー)やスウェーデンの作曲家であるMax Martin(ケイティ・ペリー、テイラー・スウィフトなどに楽曲提供)など。
受賞セレモニーは、2017年6月15日(木)ニューヨークで開催予定だ。