4人組レゲエグループ湘南乃風のメンバーであり、ソロとしてもアーティスト・俳優として活動する若旦那が原作を担当する漫画「センター 〜渋谷不良同盟〜」の単行本第5巻が2017年8月18日(金)に発売された。

2014年12月から「別冊ヤングチャンピオン」にて、連載されてきた本作は1990年、渋谷センター街を舞台に主人公・シンゴが仲間とともに成長していく姿を鮮烈に描いている。最新作では歌舞伎町のヤクザ・小島がパーティーの利権を狙って渋谷のチーマーたちに目をつける。シンゴたちは大切な街や仲間をめちゃくちゃにされたことで、怒りが沸点に達し、歌舞伎町へと乗り込む。ラストシーンの川田(シンゴの先輩)と小島の頂上対決では衝撃の展開が。これまで単行本として4巻まで発売され、この5巻が完結編となる。

▼作品概要
「センター ~渋谷不良同盟~」第5巻
原作:若旦那 漫画:加納康雄 構成:フジジュン
2017年8月18日(金)発売
ヤングチャンピオン・コミックス
B6判 定価/本体562年+税 発行/秋田書店
(C)若旦那・加納康雄・フジジュン(秋田書店)2017

▼若旦那コメント
本当の男ってやつは、カーストというピラミッドの頂点に立つ男ではなく、誰が上とか下とかない円の真ん中(センター)にいる。昔々、渋谷の繁華街にチーマーと言われた不良達の「センター」にいた男がいた。これは社会に適合出来なかった彼らの喜怒哀楽に満ちた物語です。この漫画の登場人物は実在した当時の渋谷の不良達を参考にしているので、たまに本人に会うと「あれは俺のこと?」って嬉しそうに言ってくれます。
最後に、僕がこの物語を描こうと思ったきっかけである、今は亡き僕たちの先輩、川田先輩へ。この最終巻で、川田先輩の最高のラストシーンを書くことができて本当によかったです!あなたの背中はかっこよかったですから!!加納先生、フジジュンさん、秋田書店の重兼さん、長い間お疲れ様でした!感謝しかないです!
 

▼1〜4巻のあらすじ
1990年、渋谷センター街。当時、日本で一番ヤバくてアツかった街。そんな街に高校入学とともに溶け込んでいったシンゴは、川田先輩との出会いをきっかけに、多くの仲間たちと触れ合ってゆく。仲間とのかけがえのない時間、憧れの先輩たちとの触れ合い、街で芽生えた初めての恋、そして池袋との抗争、横浜の襲撃……。時に危険な目にも晒されながら男を磨き、成長を続けたシンゴは、仲間とチーム“渋谷不良同盟”を結成する。
しかし渋谷に出て1年が過ぎたある日、歌舞伎町のヤクザ・小島が渋谷チーマーの利権に目をつけ、渋谷のチームや大事な仲間が次々と襲撃される事件が起きる。しかも、主犯である小島は尊敬する先輩・川田の親友を殺した男だった――。

▼5巻のあらすじ
川田の独白で、歌舞伎町のヤクザ・小島との因縁を知ったシンゴ。川田、シンゴらは愛する街をめちゃくちゃにされ、大事な仲間が半殺しにされ、怒りが最高潮に達した渋谷オールスターズたちと共に、歌舞伎町へと乗り込む。しかし、相手は百戦錬磨のヤクザ集団。川田らの作戦は筒抜けで、渋谷の仲間たちは反撃に遭ってしまう。小島の事務所までたどり着いた川田らも、喧嘩最強のコマサらの反撃に遭い、もはや絶体絶命。救世主・大山の登場でなんとか事なきを得るも、小島の元へとたどり着いた頃、川田らはすでに瀕死状態。小島と川田の頂上対決は、想像を超える劇的な結末を迎える――。
 

▪︎若旦那(わかだんな)
2003年に湘南乃風のメンバーとしてデビューし、 2011年にスタートしたソロ活動ではアコースティックセットとバンドセットでのライブを実施。音楽活動以外にもマンガ原作や連載、被災地支援活動と幅広いジャンルで活動し、2017年には本格的に俳優デビューを果たした。2017年10月からはフジテレビ系ドラマ「民衆の敵」(月曜よる9時)への出演が決定。また、2017年12月3日(日)には若旦那としてワンマンライブ「THE ACOUSTIC in Christmas
2017」が東京・新宿ロフトにて開催される。

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