『Valleys of Neptune』(2010年/全米アルバム・チャート4位)、『People, Hell & Angels』(2013年/全米アルバム・チャート2位)に続く、未発表スタジオ録音から成るアルバムの第3弾として、2018年3月9日に『BOTH SIDES OF THE SKY』と名付けられたJimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の新作が海外発売となる。

本日より、iTunes Storeではアルバム『BOTH SIDES OF THE SKY』予約注文の受付が開始。


1968年1月~70年2月の間にスタジオ録音された収録曲13曲のうち、未発表曲は10曲。CD、デジタル、180g2枚組のアナログ盤のフォーマットで発売される。1996年以降にリリースされているJimi Hendrixのオーディオ/ヴィジュアル商品の全てを手掛けているJanie Hendrix(ジェイニー・ヘンドリックス)、ジョン・マクダーモット、エディ・クレイマーがプロデュースを手がけた。

アルバム中の楽曲の多くは、ギター、ヴォーカルのJimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)、ベースのBilly Cox(ビリー・コックス)、ドラムスのBUDDY MILES(バディ・マイルス)による、のちにバンド・オブ・ジプシーズとして知られるようになるトリオによってレコーディングされたが、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのオリジナル・メンバー、ドラムスのMitch Mitchel(lミッチ・ミッチェル)ベースのNoel David Redding(ノエル・レディング)、67年のモンタレー・ポップ・フェスティヴァルで仲良くなったStephen Stills(スティーヴン・スティルス)、Johnny Winter(ジョニー・ウィンター)、ジミ・ヘンドリックスが有名になる前に在籍していたCurtis Knight & the SQUIRES(カーティス・ナイト&ザ・スクワイアーズ)時代からの往年のバンドメイト、LONNIE YOUNGBLOOD(ロニー・ヤングブラッド)(Vo/Sax)など、そうそうたるゲスト・ミュージシャンが参加を果たしている。
 

Experience Hendrix, L.L.C.の社長兼CEO Janie Hendrix(ジェイニー・ヘンドリックス)はこうコメントする。「ジミのレガシーを守り、また世界中に広がるジミ・ファンのファミリーに質の高いリリースを届け続けるという責任は高まっています。私たちの現在進行形のコミットメント、それこそが『ボース・サイズ・オブ・ザ・スカイ』に反映されているものなのです。より深い意味で言えば、それは約束を守り続けること。ジミと私は一度お互い約束したことがありました。兄は私の面倒を見てくれると言い、私は兄の面倒を見るからねと言ったのです。兄の音楽と、私たちが兄の作品を守ることにより、兄と私はお互いに敬意を表し合うのです。私たちは今ジミのクリエイティヴな作品を管理するようになり30年目に突入しました。兄が私たちに残してくれたものの完全性を保ち続けようという私たちの決意は、時間とともに強くなる一方です」。