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今や全世界で大注目されているレゲトンミュージック。日本ではまだあまり耳にする機会はないが、海外のクラブに行くと、ラテンミュージックはヘビープレイされている。
今年はLuis FonsiDaddy Yankeeによる「Despacito」が史上最大のラテンヒット・ソングとして世界中で次々に新記録を打ち立てた。Despacitoのようなスペイン語によるラテン・ミュージックが、現在世界的に大流行しているのだ。
 
EDMの人気アーティストAxwell ^ Ingrossoのヒット曲「More than you know」や、2017 MTV EMA(ヨーロッパ・ミュージック・アワード) で最優秀ポップ賞を受賞した、Camilaの「Havana」も、後にスペイン語のラテンVer.でDaddy Yankeeとコラボ。このように、実は今、レゲトンが世界的に大注目されているのだが、日本国内ではまだまだレゲトン=昔流行したジャンル、といった印象も強く、特に若い音楽ファンんの中にはレゲトンについてよく知らない人も多いはず。今回は現在大流行中のレゲトンミュージックについて紹介しよう。
 

レゲトンってどんな音楽? 押さえておきたいレゲトンシンガーは?​

REGGAETON(レゲトン)とは、レゲエとヒップホップをミックスさせたような音楽のこと。テンポとリズムが抜群によく、海外のクラブなどではよくプレイされている。1980年頃に中南米で発祥し、スパニッシュ系の若いアーティストたちが積極的に活動していた。ラテン特有の明るいメロディーが特徴的で、一度聞いたら病みつきになること間違いなし。人気レゲトンアーティストをチェックしておこう!

1.Daddy Yankee (ダディ・ヤンキー)

レゲトンブームを巻き起きし、「レゲトンキング」と呼ばれているDaddy Yankee。世界中の多くのアーティストたちからリスペクトされ、最も影響力の高いレゲトンシンガーでもある。プエルトリコ出身のアーティストで、2017年にメガヒットして歴史的な快挙を遂げた「despacito」のft.も手がけている。2012年にリリースされた大ヒット曲「Limbo」が有名。
 
 

2.Shakira(シェキーラ)


シェキーラは世界的な歌姫として知られているが、彼女もまたレゲトンシンガー。2010年のFIFAワールドカップのテーマソング「Waka Waka」は日本でも大ヒットし、懐かしく感じる人も多いのではないだろうか。他には、「Hips Don’t Lie」やMalumaとのコラボ曲「Chantaje」も大ヒットし、世界的に有名なシンガーである。

waka waka 

 
Shakira – Chantaje

3.  Maluma(マルマ)

コロンビア出身のレゲトン界のプリンスとして、現在最も注目度の高いレゲトンシンガー。男性レゲトンシンガーにしては珍しく、爽やかで甘いルックスから熱狂的な女性ファンも数知れず。Latin Grammyにもいくつもノミネートされている実力派アーティスト。Ricky Martinや Pitbull など多くのレゲトンシンガーとコラボ曲を出している。また彼のヒット曲「Felices los 4」はYouTube再生回数が10億回まで上回り、一度聴けば甘い歌声とセクシーなPVで彼の虜になること間違いないだろう。
 

Maluma- Felices los 4 

4. J Balvin (Jバルビン)

2017年に「Despacito」の次にメガヒットしたラテン・ミュージックと言えば、J Balvinの「Mi Gente」だろう。誰もが一度は聞いたことがあるのではないだろうか。今年9月、スペイン語で歌われるナンバーに、新たにビヨンセの参加したリミックスVar.も公開された。このMVには、ファンの踊る投稿動画に混じって、デビット・ゲッタ、マーティン・ギャリックス、スティーヴ・アオキなどをはじめとするスーパーDJや、ロナウド、ネイマールなどのサッカー選手も続々登場する。ビヨンセ参加のリミックスはプエルトリコとメキシコを襲ったハリケーン被害のチャリティーのために制作された。過去には、「Ay Vamos」やPherrell Williamsがft.した「Safari」などのヒット曲を生み出し、レゲトンのヒットメーカーとして知られている。
 

J Balvin, Willy William - Mi Gente ft. Beyoncé

 

J Balvin - Safari ft. Pharrell Williams, BIA, Sky ​

5.Piso 21(ピソベンティウノ)

コロンビア出身の4人組のラテングループ。ラテンには珍しく、優しいメロディラインで聴きやすく、Chill Outにはもってこいのサウンド。
(Piso 21 - Me Llamas)
 

 
 

6. Nicky Jam(ニッキー・ジャム)

プエルトリコ出身レゲトンシンガー。もともとDaddy Yankeeとユニットを組んでいたが、不仲のため2004年に解散し、その後ソロで活躍。2015年 ラテン・グラミー賞で最優秀都市賞を受賞、2017年 Billboard Music Awardsで「魅力的でセクシーなレゲトンソング」を含む、6つの賞を受賞した実力派シンガー。ゆっくりなテンポの曲が多いのが特徴的で、心地の良いレゲトンの曲を得意としている。

El Amante - Nicky Jam 

7.  CNCO

ラテン版One Direcitionと称されているラテンアイドルグループ。アメリカのオーディション番組から誕生した5人組。イギリスの国民的アイドルグループLittle Mixとコラボした「Reggaeton Lento」がヒットした。


CNCO, Little Mix - Reggaeton Lento 

8. Ricky Martin(リッキー・マーティン)

世界的にラテン・ミュージックを巻き起こした第一人者として、世界中にファンが多い。1998年FIFAワールドカップのテーマソング「The Cup Of Life」がヒット。その後1999年に「Livin La Vida Loca」が大ヒットし、日本では郷ひろみが「GOLDFINGER 99」としてカバーしたことで、日本でも一躍有名となった。最近では、レゲトン界で大人気のMalumaとコラボした「Vente Pa Ca」もヒット曲となり、デビューから30年経った今でも変わらず大活躍している。

Ricky Martin - Livin' La Vida Loca

2018年、レゲトンブームが日本にもようやく上陸する気配は濃厚!? 今のうちから注目しておけば、来年の音楽シーンをもっと楽しめることは間違いなし!気になるレゲトンアーティストをチェックしておこう。

Written by Marin