今年9月にリリースされ、世界的ヒット作となった Selena Gomez(セレーナ・ゴメス)、Cardi B(カーディー・ビー)らが参加する DJ Snake 「タキ・タキ・ルンバ(原題Taki Taki)」の歌詞が問題となっている。

この曲は英語とスペイン語で構成された歌詞で歌われているものだが、歌詞の中ではスペイン語で「長崎のように爆発する尻」という風に歌われており、アーティスト側に意図がなかったとはいえ、原爆の被害についてを軽視しているように受け取られる可能性があるため不適切であると、配信元のユニバーサルミュージック日本法人が米本社に向けて指摘。「日本では特に敏感だ」歌詞の変更を依頼し、歌詞は「ナガサキ」から「サキサキ」に変更された。
 


この「ナガサキ」の部分は「タキ・タキ」というリリック部分の韻を踏んだもので、他にも「カワサキ」という日本語が同じように使用されていた。

大人気韓国グループの BTS(防弾少年団)メンバーが原爆Tシャツやナチスを彷彿とさせる帽子を着用していたことによって批判を浴び、日本の音楽番組への出演をキャンセルとなっていたりというここ最近の流れもあり、歴史問題についてはますます日本のメディアおよび音楽業界がセンシティブになっているようだ。