株式会社ジャストシステムが、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」は、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年10月度)』の結果を発表した。本調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象としている。

それによると、スマホユーザーが日常的に情報収拾に利用しているメディアとしては「スマートフォンからのインターネットやアプリ」75.7%で最も多く、次いで「テレビ」が70.9%、「パソコンからのインターネット」が63.3%となっている。(※複数回答あり)


そして、スマートフォンを利用した情報収集の方法としては、「インターネット(ブラウザ)」が83.3%で最も多く、次いで「新聞社やテレビ局以外のニュースアプリ」が50.3%、「SNS の投稿やニュースコンテンツ」が40.9%だった。

年代別に見ても、いずれの世代でも最も活用されているのは「インターネット(ブラウザ)」だったが、次に活用されているのは10代・20代だと「SNSの投稿、ニュースコンテンツ」(10代:70.6%、20代:55.3%)30代以降は「新聞社やテレビ局以外のニュースアプリ」(30代:47.1%、40代:50.7%、50代:53.8%、60代:70.1%)だった。(※複数回答あり。)

更に、ジャンル別の1日あたりのアプリ平均利用時間は、10代が「動画アプリ」で96.2分、次いで「SNSアプリ」88.7分、「ゲームアプリ」83.5分だった。「動画アプリ」「SNSアプリ」「ゲームアプリ」ともに、平均利用時間は2015年12月度の前回調査時(動画アプリ:58.1分、SNSアプリ:68.5分、ゲームアプリ:58.8分)を上回る結果となった。


10代後半〜20代前半の世代間での YouTuber の人気っぷりや、コミュニケーションツールの中心となる一方で充実した自身の生活を投稿することにより自己承認欲求も満たすことができるSNS、更に芸能人や人気アニメとのコラボでも人気なスマホゲームが生み出す経済効果を見てみても、納得の結果なのではないだろうか。これからの時代、情報発信をしたいならスマホ向けのサイトやアプリをとにかく快適に、そして充実させていくべきことは明らかである。

Marketing Research Camp:​https://marketing-rc.com/