今年は【パンクロック × EDM】がアツい、、、かも?

ダンスミュージックのトレンドが混沌状態に突入した2019年。ビッグルーム系 EDM が第一線を張った2014年〜2016年からベースミュージックへと移り変わり、昨年中旬あたりからハウスミュージックが再び勢いを見せているが「これから何が流行るか」と聞かれるとなんとも言えないのが事実。そんな状況だからこそ注目して欲しいのが「パンクロック」と「EDM」の掛け合わせだ。
 

意外と多いバンド出身の EDM アーティストたち


EDM 系のプロデューサーの中には、意外にもバンドマンとして活動していた経験のあるアーティストが多い。Skrillex は「From First To Last」のボーカルとして活動していた過去を持っているし、Cash Cash は、もともとロックバンドだったものが EDM に転身。こういった背景からも、EDM にロックの要素を取り入れるアーティストは多い。Steve Aoki も Linkin Park とのコラボ曲を度々リリースしている。
 

パンクロック × EDM の楽曲

deadmau5 ft. Gerard Way - Professional Griefers

My Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス)のボーカル、Gerard Way をフィーチャーしたこの一曲は、パンクロックのボーカル特有のハイトーンな声が良いスパイスとなっている。

Blink-182 - Bored To Death(Steve Aoki Remix)

The Chainsmokers とのコラボも噂されている Blink 182(ブリンク エイティーン トゥー​)。すでにリリースしていた「Bored To Death」を Steve Aoki がトラップ風にリミックスした。

Fall Out Boy - Alone Together (Krewella Remix)

2013年には Fall Out Boy(フォール・アウト・ボーイ)の「Alone Together」を2人組女性 DJ ユニット、Krewella がドラムンベース風にリミックス。ドラムンベースとロックの親和性はかなり高い。

パンクロック × EDM の日本人アーティスト BUNNYに注目!


BUNNY(バニー)は21歳で制作活動をスタートし、開始2ヶ月で Sound Cloud 上にアップした「BTS - Fake Love(BUNNY Remix)」が Ultra Korea のメインステージにて Zedd によりプレイされ、一躍脚光を浴びる存在となった。昨年リリースした「Sick-Hearted(feat.Becko)」で本格的に「パンクロック × EDM」の路線を推し進めており、この路線におけるパイオニア的な存在となっている。
 

今後「パンクロック × EDM」の掛け合わせがさらにメジャーな存在になるかもしれない。

Written by So-on