いよいよ直前に迫った SUMMER SONIC 2019。今年は20周年の節目であり、3日間の公演が予定されているが、早々と全チケットが Sold Out することからも、注目度が高いことが見て取れる。
 
そんな節目のサマソニの最後を飾る3日目の東京公演は、ダンスミュージックなどをプレイする DJ が多数出演するため、誰を見ようか...と選びきれずに頭を抱えている方も多いはず。そこで、当日のスケジュール設定をお手伝いするべく(逆に選択肢が増えてさらに迷ってしまうかもしれないが)、3日目の東京公演に出演する DJ たちをオススメの楽曲とともに紹介したいと思う。
 

Cash Cash(キャッシュ・キャッシュ)


先月開催された S2O Japan 2019 にも出演し、約1ヶ月という短スパンでのカムバックとなった Cash Cash 。メロディックでつい口ずさみたくなる楽曲を多く抱え、メインステージのオープニングアクトに相応しい感動のセットを披露してくれるだろう。
 
 

TOKiMONSTA(トキモンスタ)


韓国系アメリカ人のTOKiMONSTAは、Flying Lotus (フライング・ロータス)のレーベル Brainfeeder にも参加し、Coachella などにも出演する注目のビートメイカー。ライブでは、自身の楽曲とは一味違うシブい重低音に心も体も揺れること間違いなし!
 
 

Alan Walker(アラン・ウォーカー)


彼の代表曲 "Faded" は、 EDM をあまり知らない人でも聴いたことがあるはず。少しローテンポなプログレッシブ・ハウスやビッグルーム・ハウスに分類される彼の楽曲は一度聴くだけで虜になるだろう。これからさらに大物に成長するであろう彼のセットを見逃すな!
 
 

Zedd(ゼッド)


説明不要の活躍を見せる正真正銘のトップDJ の1人。昨年の Ultra Japan 2018 では大トリを務め、大雨に見舞われながらも至極のセットを披露してくれたが、今回も間違いなく最高の空間を作り上げてくれるはず。 
 
 

R3hab (リハブ)


バウンス系のサウンドで名を轟かせた R3hab"Samurai" "Sakura" など、日本語のタイトルの楽曲を多く抱える親日家。中でも "Karate" は我々日本人からすると少しシュールに感じてしまう MV が話題になった。
 
 

FKJ 


先日シカゴで開催された Lollapalooza にも出演し、会場を沸かせたフランスのプロデューサー。多くの楽器を操り、1人でエモーショナルな世界を作り出す FKJ は、日本でもフジロック 2018 や、タイコクラブ'18にも出演するなど、多くの注目を集めている。
彼のメロウなサウンドを日が沈んだビーチで堪能できるのはこれ以上にない贅沢。是非一度下の動画をチェックしてみてほしい。
 
 

The Chainsmokers (ザ・チェインスモーカーズ)

 

彼らも Zedd と同様、説明不要のビッグアーティスト。フォーブス社が発表した「世界で最も稼ぐ DJ ランキング」で堂々の一位に輝き、ニュー・アルバム「World War Joy」を提げたワールドツアー真っ只中の彼ら。メンバーの Andrew がヴォーカルを務めているので、日本でも社会現象レベルのヒットを記録した "Closer" の生歌が聴けるチャンス!?
 
 

Disclosure(ディスクロージャー)


オシャレで心地良い楽曲を作り出す Disclosure 。もちろん、楽曲の仕上がりも素晴らしいのだが、ライブではお互いが「ハ」の字に向かい合い、その場で演奏、歌唱しながらセッションのような形でプレイするスタイルで評価されている。体に染み渡る美しいサウンドは忘れられないセットになるはず。
 
 

Flume(フルーム)


フューチャーベースを操る Flume は世界のフェスでヘッドライナーを務めるほどの人気で、2017年にはアルバム「Skin」『グラミー賞・最優秀ダンス/エレクトロニックアルバム賞』に選出された実力派 DJ 。最も遅い時間までプレイされる予定なので、他のアーティストを見た後でも間に合うだろう。「最後に良いものを見た」と思えるはずなので、サマソニを最後の最後まで楽しみたい方は必見だ。
 

少し長くなってしまったが、今回出演の DJ は皆非常に素晴らしいパフォーマンスをしてくれる DJ ばかりだ。興味のあるアーティストを見逃すことがないよう、しっかりスケジュールを練って最高のサマソニにしよう!

Written by TAKERU SHIGYO