現地時間2月24日(月)に米ロサンゼルスにて、1月末のヘリコプター墜落事故で亡くなった元 NBA スーパースター Kobe Bryant(コービー・ブライアント)と彼の次女 GIanna(ジアナ)を含む9名の犠牲者を偲ぶ追悼式『A Celebration of Life Kobe & Gianna Bryant』が行われた。

追悼式は、コービーが現役時代にチームのホームコートとして幾度となく使用したステイプルズ・センターで行われ、コービーのジャージを着た彼のファン2万人余りが参列。会場には各界のスパースターの姿が多く見られ、NBA からは Stephen Curry(ステフィン・カリー)、Russell Westbrook(ラッセル・ウェストブルック)、James Harden(ジェームズ・ハーデン)、Anthony Davis(アンソニー・デイビス)らが出席、音楽業界からは Jennifer Lopez(ジェニファーロペス)、Alex Rodriguez(アレックス・ロドリゲス)、Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)、LL Cool J(LL・クール・J)らの姿も見られた。

追悼式ではオープニングに Beyoncé(ビヨンセ)が登場し、コービーのお気に入りだった自身の楽曲「XO」を披露。歌い始めると間も無く、Beyoncé は「私はコービーが大好きだからここにきた。この曲が彼のお気に入りだったの」と観客に語り掛け、続けてアルバム『I AM...SASHA FIERCE』に収録されている「Halo」を披露した。
 
 

Alicia Keys(アリシア・キーズ)はコービー夫妻の思い出の一曲、ベートーベン作曲の『幻想曲風ソナタ』を演奏、Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)はシューベルトの「アヴェ・マリア」を熱唱した。
 
 

パフォーマンスの後には米人気トーク番組の司会者を務めるコメディアン Jimmy Kimmel(ジミー・キンメル)が壇上に上がり弔辞を述べ、ジミーの紹介でコービーの妻も壇上にあがり、思い出や現在の想いについて涙ながらにスピーチを行なった。

その他にも、レイカーズのジェネラルマネージャーであるロブ・ペリンカや、現役時代からの親友 Shaquille O'Neal(シャキール・オニール)も弔辞を述べたのだが、中でも印象に残ったのが "バスケの神様" Micheal Jordan(マイケル・ジョーダン)の涙ながらの弔辞だった。

自分のことを兄のように慕い、一流のバスケ選手になったコービーを可愛がっていたジョーダンは、

「コービーはコートの上で全てを出し切った。俺たちにもそうしてほしいと思っているはず。人生があとどれくらい残っているかなど誰にもわからないからこそ、今この瞬間を生きなければならない。この瞬間を楽しんで欲しい。家族や友人、そして大好きな人たちと、できるだけ一緒の時間を過ごして欲しい。今この瞬間を生きるということは、出会った人と楽しい時を過ごすということなのだから」

「コービーが亡くなったとき、私の一部も亡くなってしまった。今この会場にいる皆さん、そして世界中のファンの皆さんの一部も亡くなってしまったが、だから今日ここに俺たちは集ったんだ。コービーとの思い出と共に生きて行こう。自分には弟がいたという思い出と認識と共に生きていく。弟よ、安らかに眠っておくれ」

と涙を流しながらスピーチ。

「コービーには参ったよ。私の泣き顔がまたネットで話題になってしまうじゃないか」

と、コービーへの愛に溢れたジョークに感動を誘われたファンも多かったのではないか。
 

A Celebration of Life - Kobe and Gianna Bryant​