Thu, 11 Apr 2024
BEYONCÉ(発音は異なる)はティナの旧姓でもあった。7歳ごろのビヨンセはダンス・スクールに通い、教会の聖歌隊員。やがて名実ともに世界のトップに君臨するガールズ・グループ、デスティニーズ・チャイルドを結成。同グループのリード・ヴォーカルであり、音楽的にもビジネス面でもイニシアティヴを取っているビヨンセ・ノウルズ。02年7月、ビヨンセの初ソロ・シングル「ワーク・イット・アウト」をリリース。この曲は彼女が女優デビュー(ヒロイン)を飾った映画『オースティン・パワーズ3』の主題歌で、印象的なシンセ・フレーズにホーンが絡むというヘヴィー・ボトムなファンク・チューン。そして、03年6月には待望のデビュー・アルバム『デンジャラスリィ・イン・ラヴ』をリリース。ほぼ全曲の作詞・作曲・プロデュースを彼女自身が手がけ、フィーチャリング・アーティストも公私とものパートナーであるJAY-Zを筆頭に、ミッシー・エリオット、ショーン・ポール、ルーサー・ヴァンドロス…と超豪華なラインナップ。デスチャで見せるパワフルさとは趣を異に、優雅さに満ちたようなファンキー・ソウル・アルバムとなった。セールスにおいても当然のごとくプラティナムを獲得。第46回グラミー賞で5部門受賞の快挙を達成。俄かに囁かれていた“カリスマ”という呼び声を確実なものにした。
そして06年自身の誕生日9月4日に待望の2 ndアルバム『B’DAY』をリリース。先行シングル「デ・ジャ・ヴ」、2ndシングル「リング・ジ・アラーム」は全米大ヒットし、グラミー賞にノミネーション。3rdシングル「イレプレイスブル」はビヨンセ史上最高の全米チャート10週連続1位を樹立する特大ヒット!そして06年12月25日には主演映画『ドリームガールズ』が全米で公開。ゴールデングローブ賞とアカデミー賞に堂々ノミネーションされ、世界中で話題を席捲。女優としても確固たる地位を築き、同映画の主題歌「リッスン」もアカデミー賞歌曲賞にノミネーション、歌手/女優としてトップ・エンタテイナーぶり存分に発揮した。その後、07年4月、日本/東京ドームを皮切りにワールドツアーを敢行、大成功を収めた。
08年11月にはバラード中心のディスク1「アイ・アム」、アップテンポ中心のディスク2「サーシャ・フィアース」の2枚組コンセプト・アルバムの形をとった意欲作『アイ・アム... サーシャ・フィアース』を発... More Biography