長らく営業が再開できず、苦境に追い込まれていたライブハウスに朗報だ。
6月19日以降、ライブハウスの営業再開が可能となるが、それについて政府がまとめたガイドラインでは、必ずしも2mの距離が取れなくてもOKになりそうだ。

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FNNプライムオンライン によると以前から小箱のライブハウスやイベントスペースを悩ませていた「出演者と客の間を2メートル空ける」というルールに「店が狭く2メートルを確保できない場合はフェイスシールドを着用」というルールが追加されるようだ。

そうなると、元々フェイスシールド姿で活動している Shobaleader One などは、そのままでもライブができそうだ。
 

なお、客同士は2メートルではなく「1メートルのソーシャルディスタンス」となるようなので、これも小箱のライブハウスやイベントスペースにはありがたい話だろう。

更に小規模なライブハウスの団体「日本音楽会場協会」でも独自にガイドラインを作成しているとのことで、それによると「演奏中、歌手の前には飛沫を遮断するものを設置して、他の演奏者はマスクを着用」「観客が歌う行為は禁止」となっているため、アンセムを皆で合唱……ということは、しばらくはできなさそうだ。
更に、アイドル等の「握手会は自粛」だが、こちらも抜け穴的措置として「すべての握手の間に手をアルコール消毒すれば実施できる」とする案などが検討されているとのことだが、何十人ものファンと握手をする場合、握手の回数だけアルコール消毒しなければならないとなると、手荒れが心配である。

まだ上記の案は確定ではないようだが、新型コロナウイルス感染防止対策をきちんと取りつつ、一体どこまで可能となるのか、ライブハウスやアーティストサイドも、そして音楽ファンたちからも注目が集まっている。