現在、世界で大活躍中のガールズグループ BLACKPINK(ブラックピンク)が先日リリースしたデビューアルバム『THE ALBUM』に収録されており、 Daivid Guetta(デビッド・ゲッタ)が作曲に参加したことでも話題の "Lovesick Girls" 。

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同曲のミュージックビデオアルはバムリリース日に同時にリリースされ、たった3日で1億回再生を突破したが、このミュージックビデオで Jennie(ジェニー)が着用している衣装が「典型的な性的固定観念を表している」と問題になり、該当部分を差し替えると BLACKPINK が所属する親会社 YG Entertainment が謝罪文と共に発表した。
 

Soompi によると、YG Entertainment は10月7日に発表した謝罪文の中で、韓国保健医療労働組合が Jennie が着用している衣装に懸念を示し、医療従事者(特に看護師)に対し、極度に性的固定観念を助長させていると謝罪し、該当部分を差し替えると発表した。

▼以下 Jennie が看護師の衣装を着ているスクリーンショット



韓国保健医療労働組合は、10月5日に声明を出し以下の様に発表。

このミュージックビデオで着用している帽子、短くてタイトなスカート、ハイヒールは、実際の看護師が着用しているユニフォームと全く異なります。この服装と描写は、典型的な性的固定観念をそのまま模倣したものですが、YG Entertainment は "コスチューム" だと言い訳をしている。看護師は専門的な医療従事者にも関わらず、女性が多く働いているというたった1つの理由により性的対象と見られたり、プロ意識について疑問を示すような軽蔑的な描写をしている。こういったことを変えるために看護師は長い間戦ってきている。
そして、2020年は「女性の権利」についての議論が活発になってきたのにも関わらず、YG Entertainment は、BLACKPINK のミュージックビデオの中で看護師のイメージを性的対象化させるように助長した。

YG Entertainment は、当初視聴者やファンに「このシーンは音楽を表現するために作られただけのためでその他の意図はありません。」と述べていたが、10月7日に、新たな声明文を出し「意図的なものではなかったことを謝罪し、ミュージックビデオを差し替え、そして医療従事者に敬意を示します」と述べた。

10月8日時点では、まだ YouTube で "Lovesick Girls" のオリジナルのミュージックビデオは閲覧可能となっており、Jennie のシーンもカットされていない。だが、YG Entertainment が 韓国保健医療労働組合 の声明に迅速に対応していることを考えると、差し替えられたミュージックビデオが近日公開となるだろう。

▼BLACKPINK – ‘Lovesick Girls’ M/V​
 

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