昨日、アメリカ人シンガーの Ariana Grande(アリアナ・グランデ)が、今年2月から交際している不動産エージェントの Dalton Gomez(ダルトン・ゴメス)と婚約を発表し、暗い話題が多かった2020年のラストに明るいニュースを提供してくれた。多くのセレブリティーや歌手、世界中のファンが祝福のメッセージを送り、Ariana Grande を祝福した。
 
そんな彼女だが、一方、10月30日にリリースした6枚目のアルバム『Positions』に収録されており、アルバムタイトルにもなっている楽曲 "Positions" の1部の歌詞が、元婚約者でコメディアンの Pete Davidson(ピート・デイビットソン)に対する批判なのではないか、とファンの間で噂になっている。
"Positions" は、アルバム『Positions』のリリースの1週間前に先行シングルとして発表された。

Ariana Grande はこの件についてはコメントしていないため、真相は謎のままである。

▼ Ariana Grande - positions (official video)​

”Positions" の最初の一節の歌詞は、以下の通り。

英語:Heaven sent you to me, I'm just hoping that I don't repeat history,
日本語:天国があなたを私に送り込んでくれたの。だけど私は、ただ歴史を繰り返さないことを願っているわ。

この歌詞には「Repeat(リピート)」という単語が出てくるが、Ariana Grande は「Re-Pete(リ・ピート)」と繋げずに「」と「ピート」を分けて歌っている。この歌い方を耳にした Ariana Grande のファンたちが、Ariana が元婚約者である Pete Davidson の名前「ピート」と言っているのでは? と Twitter 上で騒ぎ、話題となった。
 

Ariana は、歴史を繰り返し(re-pete)たくないんだ。その通りだ。

Heaven sent you to me, I'm just hoping that I don't re-PETE (リ・ピート) history, アリアナ・シェイクスピア

Ariana Grande と Pete Davidson は、2018年5月から交際を始め、6月には婚約を発表。お揃いのタトゥーや、互いの名前やマークを彫ったタトゥーを入れたり、Instagram にツーショット写真をアップしたりと交際は順調のように見えた。

だが9月に Ariana Grande の元カレ Mac Miller(マック・ミラー)が突然死去し、10月には Pete Davidson が入れていた Ariana Grande のトレードマークであるウサギのマークの上に別のタトゥーを彫りカバーアップするなどしており、Ariana Grande に近しい人物は「2人には短期間に様々な抱えきれない出来事がありすぎた」とコメント。そして公式に2人は別れに至った、というわけだ。

別々の道を歩むことになった二人だが、Ariana が歌詞に思わせぶりな歌詞を綴ったかと思えば、先日は  Pete Davidson もファンに向けてこの破局をネタにしたジョークを飛ばしている。
 
上の TikTok 動画では、Pete Davidson のファンが Pete Davidson に向かって「私の名前も Ariana って言うの!」と話しかけているが、Pete Davidison は「おぉ、そうなんだ! ハロー! じゃぁ結婚しよう!」と返答。切り替えしが早く、痛い過去も笑いにかえてしまう点は、さすがはコメディアンといったところだ。

いずれにせよ、Ariana Grande と Pete Davidson の交際と婚約は、当時大きな話題を振りまき、そして今現在も多くのファンにとって忘れられない出来事の一つだったことは事実だが、新たな人生の一歩を踏み出そうとしている Ariana Grande には、過去を振り返る暇もないほど幸せになってもらいたいものだ。
 

Ariana Grande

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