とはいえ、2020年は2020年で、ライブストリーミングの発展等、逆境の中で花開いたものがあったり、パンデミックによって Stay Home しなければならなかったがために出来上がった名曲があったりと、良い面もあった気がする。
今回は、昨年末に iFLYER ユーザーの皆様にとった EDM アンケートの結果を発表したいと思う。
2020年のまとめと、2021年への期待と希望に満ちたこの結果、あなたはどんな気分で目にすることだろうか。
2021年行きたい & 行く予定の海外フェスは?
多かった答えは、やはり EDM のビッグフェスと言えば!の Ultra Music Festival、そして Tomorrowland だ。果たして2021年中に海外フェスに再び行けるようになるのかはまだ定かではないが、再びマスクをすることなく世界中を飛び回れるようになる日が来ることを願いたい。Ultra Music Festival
Tomorrowland
LostLands
Masters of Hardcore
Defqon.1
Defected Croatia
Göteborgのsummerburst festival
Hideout
HOLY SHIP!
EDC Europe
WDC pool sessions
Ultra Europe
こんな現実的な声も……
Masters of Hardcoreが3月に延期だがあるのか不明
— mayao (@mayang_island) December 19, 2020
行く気マンだけど、帰国時の隔離の自腹と日数ロスが鬱 https://t.co/B2H5ijRf9x
確かに、台湾や NZ では既にフェスが開始されている。果たして2021年の海外フェスの開催状況はいかに……!?
えーと、来年フェスやれるの?台湾とオーストラリアくらいしかチャンスなさそうだけどなー。 https://t.co/snhnWFy0kt
— yu (@djujean) December 19, 2020
2021年行きたい & 行く予定の国内フェスは?
この結果では、やはり EDC Japan への投票数が圧倒的に多かった。2021年はぜひとも開催され、多数の外国人アーティストたちが来日してくれることを願いたい。EDC Japan
Ultra Music Festival Japan
Super SonicC
Defected Croatia 一生に一度でいいから行ってみたい 国内はもちろんEDC https://t.co/tO2jHlAkUt pic.twitter.com/8TRQt6n89Y
— 凍結されたボンベイボム×ジャングルテラー (@edmparipi) December 19, 2020
2021年に来日希望のアーティストは?
2021年にアルバムリリースを期待する DJ は?
上の2つの質問には、2つに対して1アーティスト名の答えが非常に多く(つまり、現在自分が好きなアーティストということになるだろう)、どちらなのかハッキリしない場合も多かったため、分けて書いてくださった方々には大変申し訳ないが、答えをまとめさせてもらった。やはり、圧倒的に声が多かったのが、何年もの間 DJ Mag Top100 DJsで1位をキープしていた Top DJ の Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)。次が熱狂的なヘキサゴニアンたちに支えられるドン様こと Don Diablo だ。それと並んで Kayzo を挙げる声も多かった。
Martin Garrix、Don Diablo、Kayzo、ZEDD、MESTO、Kygo、Tchami、The Chainsmokers、Armin van Buuren、DVBBS、SWACQ、DJ Snake、Steve Aoki、Yellow Claw、Coldplay、James Hype、Lil Texas、Nicky Romero、Malaa、Habstrakt、Dr. Fresch、Knock2、Duckworthsound、Vini Vici、Hardwell、Breathe Carolina、K?D、Blasterjaxx、KAAZE、Disclosure、Headhunterz、Darren Styles、Alison Wonderland、Svdden Death、Whethan、Morten、Hot Since 82、Jonas Blue、Justin Bieber、Ghastly、Eliminate、、Mike Williams、Black Tiger Sex Machine、Major Lazer、KOOS、Kygo、Oliver heldens、Gareth Emery、ILLENIUM、MitiS、SLANDER、WASTED PENGUINZ、Alignment、Steve Bug、Jack Ü、ALRT、RetroVision、Ghastly、iamSHUM、Vicetone、DJ Marky、NGHTMRE、ATLiens、Major Lazer、brohug、Gareth Emery、Clean Bandit、Oliver heldens、Carnage、Giorgio Gigli
・Kygoの鳥肌身震い感動モノだった単独来日ライブをもう一度セカンドアルバム「GOLDEN HOUR」収録楽曲を引っ提げた夢のツアーがどうか実現しますように
— tsuchico (@real_love_31) December 21, 2020
Kyrre愛してます
・アルバムリリースはZeddに期待! https://t.co/GZQjDxFpkY
来日はBreathe Carolina(できれば未成年も入れるやつで)
— SEIYA(RED-S) (@seiya_DJ_1030) December 21, 2020
アルバムはMartin Garrix
(ZEDDとのコラボも入ったやつ) https://t.co/W5BKBae9Ak
2020年の EDM アンセムと言えば?
こちらの質問の答えもかなり幅広かったが、Papa Khan - Rain、そして Tiësto Remix も含め Joel Corry - Head & Heart を挙げた人が2名ずついた。そして、特筆すべきは次世代 Bass Music クルー・ARANCK の一員でもある日本人アーティスト NUU$HI のトラックをアンセムとして挙げる人も2名いたこと。それぞれ別の曲だが、この結果から見ても、NUU$HI は今年人気が急上昇した日本人アーティストの一人であることは間違いないだろう。
Papa Khan - Rain
Joel Corry - Head & Heart feat. MNEK(Tiësto Remix)
Joel Corey - Head & Heart
NUU$HI - Sakura VIP
NUU$HI - Fairy Tale
Blinders - Right Behind
Destiny-Nicky Romero,Deniz Koyu
Nickey Romero - Toulouse(2020Edit)
Mesto & Brooks - Long Time
Mesto,Justin Mylo - When We're Gone
Scot Project - O (Overdrive) (Bryan Kearney Remix)
Mike Wlliams - Make You Mine
Afrojack,Fedde Le Grand - 1234
Headhunterz - Dragonborn Pt.3
Blasterjaxx - Legion
Excision & Illenium feat.I Prevail - Feel Something
HiBiKi - Scream!!
Notalike - Bad Habit
Martin Garrix - Higher ground
juuku - closer
2020年リリースの楽曲で、2021年ライブで聴きたい曲は?
家で聴くのももちろん良いが、やはりフェスで聴いたら最高だろうというトラックが並んだ。Nicky Romero - Nights with You(Festival Mix)はもうタイトルからして「フェスティバル・ミックス」なんだから、そりゃフェスで聴くしかないだろう! 他にも大きな会場で聴いて、ドロップで弾けてスカッとした気分になれそうな曲が並んでいる。Brooks - Say A Little Prayer ft. Gia Koka
Tiësto - Lose You
Nicky Romero - Nights with You(Festival Mix)
The Weeknd - Blinding Lights
MESTO & BROOKS - Long Time
Mike Williams & Justin Mylo - Face Up to the Sun
Laidback Luke & Steff Da Campo - We Found Love
Henry Fong - Rave Tool
2021年にブレイクしそうなアーティストは?
Skrillex
Bixx
MESTO
soulecta
Cassim
Ben Hemsley
2021年に流行りそうなジャンルは?
Future Bounce
UKガラージ
Indie Dance
上記2つの質問には、あまり答えが集まらなかったが、全体的に見て、EDM ファンの嗜好は本当に幅広い、と思わせられるアンケート結果となった。一口に EDM と言っても、その中にはあまりにも幅広いジャンルのダンスミュージックが包括されているわけなので、当然と言えば当然なのだが、きっと EDM は2021年にも更なる発展を見せ、また新たなジャンルや音楽の方向性を見せてくれることだろう。