ゲーミング製品ブランドの Razer が、電子機器見本市イベント「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」にて、スマートマスク「Project Hazel」のコンセプトデザインを発表した。

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このスマートマスク「Project Hazel」は、一見して分かるファッション性の高さがまず注目すべき点だ。
「口元が隠れて表情が読めなくなる」というマスク最大の欠点を解決しており、クリアで透明なデザインで口元が透けて見えるため、テレビ等の撮影にも良さそうだ。
 

また、このスマートマスクには1,680色に光るRGBライトが内臓されており、暗くなると内部のライトが自動的に点灯するとのこと。
暗い場所でもマスクの主が誰なのか周囲に一目瞭然であるため、他人に不安感を与えたり、どこに誰がいるのかわからなくなる、ということはなくなりそうだ。
ただし、顔がハッキリ見えてしまう分「マスクで顔が隠れることによって、美人・イケメンに見える」というマスク効果は半減するかもしれないが、とにかくデザインがカッコいいので顔が見えてもマスクのデザインとの相乗効果で逆にイケメンに見えるかも!?


目を見張るのは、デザイン性ばかりではない。

「Project Hazel」は医療従事者向け製品の規格である「N95規格」にもパスしており、呼気からの粒子を95%以上カット。シリコンガードが顔にぴったりとフィットし、空気漏れを防ぐと同時に、マスクが顔に張り付かないようにもしてくれる。マスクは顔の形にあ合わせてカスタムメイドできるとのことだ。

更に、マスク内の気流もしっかりと計算されており、冷えた外気を取り込み、熱の篭った呼気をマスク内から放出し、二酸化炭素がマスク内に篭もるのを防いでいる。
 

そして、マスクをしていると声が篭って会話が聞き取りずらくなってしまうという問題も解決! なんとマスクにマイクとアンプを内臓しているため、声が篭りにくいそうだ。このテクノロジーは現在特許出願中であるとのこと。

なお、マスクのフィルターは交換可能。充電式で、ワイヤレス充電ケースは充電と同時にマスクを UV 滅菌できるとのことだ。
更に、使い捨てマスクと比較しても無駄を最大限に抑えられたリサイクル可能なプラスチックで作られているという。
 

とにかくカッコ良さも機能性も抜群そうなこのスマートマスク、残念ながら現時点ではまだ価格や発売日は発表されていないが、これが発売されたら、EDM のイベント等に着けて行きたくなることは間違いないだろう。
 

Razer

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