現在日本でバズっている音声アプリ Clubhouse(クラブハウス)だが、ここ数日、アメリカ・カリフォルニア州・シリコンバレーを中心に話題になり、流行に敏感な若者が次に目を付け、この数日で日本にてもの凄い勢いで拡散されている新たなアプリが注目を集めている。

それが、次世代 Instagram と称される写真アプリ『Dispo(ディスポ)』である。このアプリの特徴は、ずばり「撮った写真をすぐに見ることができない = 翌日も楽しめる」点だ。

■「使い捨てカメラ」がテーマのアプリ『Dispo(ディスポ)』とは?

Dispo は英語の「Disposable(使い捨て)」を短くしたもの。つまり、Dispoは 「Disposable Camera(使い捨てカメラ)」をテーマとしたアプリなのだ。
使い捨てカメラは、写真を撮ったら現像に出して、仕上がるまで数日間待つことになる。その数日間は、どんな写真が撮れたのか分からないため、ワクワクしながら待つことになる。そんなワクワク感を出すため、Dispo で撮影した写真は翌朝の9時まで見ることができないのだ。

Dispo の遊び方としては、撮影した翌日、別の場所で昨日撮った写真を友達と確認し、Dispo 内のツールで盛り上がる、といった流れのようだ。アプリ自体も本物の「使い捨てカメラ・インスタントカメラ」のようなデザインで、まるで「写ルンです」さながらだ。



■ Dispo について分かっていること(2月16日現在)

  • Clubhouse 同様、Dispo も招待制(1人20枠)
  • iOS のみ
  • Apple ストアにある Dispo カメラとは別物
  • 招待後に Apple ストアにあるアプリと SNS を連携
  • カメラロールを友達と共有
  • ベータ版のみ
  • Clubhouse 同様、電話番号を使用し SNS で招待してもらう
  • Dispo のベータ版「TestFlight」が日本で1日の上限、1万人に達した
  • 現在、使用できる枠を広げられるように開発中

■ 開発者は有名な YouTuber?

Dispo の開発者は LA を拠点に活躍する世界規模に有名な YouTuber の David Dobrik(デイビッド・ドブリック)。YouTube の Vlog(日記カテゴリーのようなジャンル)界隈で人気ナンバーワンの YouTuber だ。チャンネル登録者数はなんと1880万人

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当初、Dobrik 氏は「davidsdisposable」というアカウント名で使い捨てカメラで撮った写真だけをアップするアカウントを Instagram に開設。今の時代の加工写真とは一線を画した使い捨てカメラで撮ったエモい雰囲気の写真が人気となり、フォロワー数を増やし続け、2020年1月に「David’s Disposable」という初期バージョンのアプリをリリースした。そして、2020年9月にアプリ名を「Dispo」に変更し今に至る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2月16日時点では枠が上限に達しているため新規登録はできないが、ベータ版の枠が増えたり、日本でローンチが決まるといった場合には、Clubhouse のように瞬く間に登録者が増えるのではないかと見られている。
 

この新しいアプリは「時間と遊ぶ」:

スナップチャット:消える
インスタ・ストーリー:24時間のみ
Dispo:また明日ね


Dispo

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