ワクチンが急速に普及しつつある英国では、国が掲げるロードマップが順調に進めばライブ産業の復活は遠くないものと見られている。それに伴い、音楽業界関係者やライブ産業に様々な形で関わる人々も再び仕事を取り戻せることだろう。


そんな明るいニュースが話題登り、希望の光が見えだしているイギリスのチケット販売会社「Festicket」は、顧客140,000人に「今年フェスティバルに行くことをどう感じているか」を調査したそうだ。

調査に参加した140,000人のうち、82% が今年開催されるフェスティバルに参加することに迷いはなく、夏以降である9月〜12月のフェスティバルを含めると90% がフェスティバルに参加することに自信があると回答。

なお、回答者の82% は、今年2つ以上のフェスティバルに参加することを考えているそうだ。これは、フェスティバル主催者にとってはフェスが復活可能であることを意味しており、また、フェスティバルのチケット需要は今までにないほど上昇している。更に回答者の半数以上が国外のフェスティバルに参加することにも抵抗がないとのことだ。


更に、58.5% の回答者がフェスティバル参加にあたり主催者に絶対的に求める必須内容は「今まで以上の清掃強化」そして「衛生対策」という結果となった。

またベルギーのフェス Tomorrowland の様に、フェスティバル会場でのキャッシュレス決済なども今後必要になってくるものと見られている。

日本から海外へのフェスティバル参加は、4月5日現在では隔離期間やワクチンの問題で現実的に考えて難しい可能性が高いが、日本国内におけるワクチン普及のスピード、そして新型コロナに対する様々な対応次第では、今後の日本の状況が一気に好転することもあり得るのではないだろうか。