ベルリンを拠点とするタトゥーアーティストで人気 TikToker の Balea Scarleg(バレア・スカーレッグ)30歳は、13歳で初めてピアスを開けた後、ボデイーモディフィケーション(身体改造)に向いていることを悟り、現在までになんとタトゥー、ピアス、身体改造、眼球タトゥー、スプリットタン(舌に切れ目を入れて蛇の舌のようにする施術)などに総額8,000ポンド(日本円約122万円)を費やしたそうだ。

※ボディモディフィケーションとは、タトゥーやボディピアス、体に異物を埋め込むボディインプラントや、尖った耳、スプリットタンなどを施すこと。
 
現在は、海外を中心に多くのタトゥー愛好家に注目されているタトゥーの新境地、「ブラックアウトタトゥー」で体全体を黒くしたいと思考えているそうだ。
 
Daily Star に対しBalea Scarleg は以下のように語っている。

学校できちんと勉強していたから、13歳のときに始めてピアスを開けさせてもらった。その後すぐ感じたの。ボディーモディフィケーションは私に合っているんだって。18歳の誕生日に始めてタトゥーを入れた。それから歯の矯正の装置を何年も付けていたから、何か変えることは良いことだって若いときに気が付いたのよ。

Balea Scarleg は、眼球タトゥーについて「ボディーモディフィケーションの中で眼球タトゥーが1番痛いだろうとみんな思っていると思うけど、実際には全く痛くなかった。目に針を刺すのが見えるってだけよ」とコメントしている。
 
タトゥーを入れるたび、痛さも増しているそうだが、終わった後には「よし!やったぞ!」という気持ちになり、自分に誇りが持てるとのことだ。非常に痛いがその痛みをすぐに忘れてしまう、といった点は、少し出産に似ているともコメントしている。

SNS に露出していることで、「君がボデイーモディフィケーションをしているのは小さい頃にトラウマになるような出来事があったからだ」等のネガティブなコメントも受け取るそうだが、そういったコメントには「もし仮に私がそうだったとしたら? もし仮に私が小さい頃に虐待にあっていたら? もしこのモディフィケーションが私が辛い思いを乗り越えるのに必要なプロセスだったら?」と聞き返しているそうだ。

「私の子供時代は素晴らしかった。だけど、本当にトラウマ的な経験をしてボディーモディフィケーションをする人も数多くいる。その経験を乗り越えるためのシンボルとしてボディーモディフィケーションをすることのどこがいけないことだって言うの?」

   

Balea Scarleg

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