2019年にメンバーの Keith Flint(キース・フリント)が悲劇的な死を遂げた後も、The Prodigy(ザ・プロディジー)の勢いは衰えることを知らず、新たな音楽に取り組み続け、ドキュメンタリー作品も制作している。


そして現在、The Prodigy のフロントマンである Maxim(マキシム)は、新たなミックスメディアアートプロジェクトのために、イギリスを拠点として活動するデジタルデザイナーの Dan Pearce(ダン・ピアース)とコラボし、彫刻、短編映画、展示会、更に Maxim のスペシャルEPリリースを生み合わせたプロジェクト「Hope」を発表した。
 

このプロジェクトは、5月19日〜6月7日までの期間中、ロンドンの99プロジェクトギャラリーとイベントスペースでVIPビューイングを展開しているとのことだ。

Maxim と Dan Pearce とのプロジェクト名は、新型コロナウイルスのパンデミックと、それに続くロックダウンの影響で、多くの人々が社会的孤立を感じており、世界が徐々に正常に戻り始め「希望」が到来したことにインスピレーションを得ているとのことだ。

Dan Pearce は以下のように述べている。
「私たちは数年前に、同じギャラリーでアートを展示し、互いの展示会に参加したことで知り合った。常にコラボレーションについて話し合っていた。

ロックダウンは、僕たちにその機会を与えてくれた。僕らは、希望が今果たしている役割について、前向きなメッセージを示しながら、この困難な年にプロジェクトが対処することを望んでいた」

5月20日に「Hope」の限定版のハンドペイント彫刻作品50点が、Maxim の4トラック EP「Hope」が入った特注のメモリーカード付きでリリースされるとのことだ。その EP は、3ヶ月間は彫刻の購入者限定で視聴可能となっており、その後 Spotify、Apple Music 等でも聴くことができるようになる。