新型コロナウイルスの影響により、2021年度の開催を延期とした砂漠の中の奇祭フェス  BURNING MAN(バーニング・マン)だが、一部のバーナー(BURNING MAN 参加者)たちが、非公式のイベントを、本来 BURNING MAN が開催されるはずだった期間中に、砂漠にブラックロックシティを形成し、開催しようとしているようだ。

BURNING MAN との正式な連携はないものの「Renegade Man / Plan B / Free Burn」というイベント名のEventBrite(オンラインチケットサービス)ページが登場し、バーナーたちにイベントの開催を伝えている。
ただし、このイベントは仮設トイレや氷も含めて「インフラは全く供給されない。これは根本的に自立した究極のキャンプ旅行である」と記載されている。

>>EventBrite「Renegade Man / Plan B / Free Burn」ページはこちらから

何もない灼熱の砂漠に開催期間中のみ形成される都市・ブラックロックシティに参加者がそれぞれ物資を持ち寄り、貨幣を使用せず、物々交換(労働力等も含め)で成り立つ特殊なフェスとして知られている BURNING MAN。通常の BURNING MAN でも、慣れない人間には時にかなりシビアでカルチャーショックを受けるようなフェスであるが、今年の BURNING MAN 非公式イベントは、更に過酷なものとなりそうだ。
更に言えば、今現在アメリカでは新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が広がっており、これまで規制が緩んでいたところに再びマスク着用等の規制がかけられ始めているが、このイベント開催で感染が拡大しないと良いのだが……。