deadmau5(デッドマウス)が昨年開催された欧州最大規模のゲームイベント「Gamescom」のオープニングナイトライブで示唆していた VR プロジェクト「Oberhasli」が、ついに発表された。


この「Oberhasli」は、deadmau5 自身によってキュレーションされた VR ゲームで、ゲーム内で他のゲームをプレイしたり、ライブパフォーマンスを観たり、他のプレイヤーやアーティストと交流できるようなゲーム内コミュニケーション機能が備わっているとのことだ。
 

上のティーザー動画は、見ているだけでもワクワクしてしまうようなものに仕上がっている。

毒舌王の異名を持つ一方で、ライブステージのこだわりっぷりやゲームマニアとしても知られる deadmau5 がつまらないゲームをリリースするわけがない。彼渾身の VR ゲームであることは明白なので、とにかくリリースが楽しみだ。


deadmau5 は、プレスリリースで以下のように述べている。

Oberhasli のような世界を創り出すことは、何年も前からビジョンとして自身の中にあったが、ソロ開発者としてマルチプレイヤー体験を作成することがいかに困難であるのかがすぐにわかった。

Core の素晴らしい点は、経験やリソースに関係なく、誰でも参加してコンテンツを作成できる点にある。過去にバーチャルコンサートを見たことがあるが、スプラッシュを作った後、それらは消えてしまう。それらは貯めておくことはできないんだ。
Oberhasli を使用して、アーティストのメタバースの永続的な主力を作成し、定期的に更新し、状況を切り替えて、現実世界のニュースやそれに付随するイベントとの一体性を維持したいと考えているよ。