mixmag によると、ドイツの首都であるベルリンでは、新型コロナウイルスワクチンを接種した人のみ使用できる公共施設の導入を検討しているとのことだ。


新型コロナウイルスは現在も世界に影響を与えている。音楽業界も、一部の国や地域では少しずつ再開しているものの、まだ完全復活とは言えない状況が続いている。

そんな中、ベルリン市当局は「ワクチン接種済み」の人のみが使用できる公共施設の導入を検討し始めているとのことだ。経済省の Ramona Pop(ラモナ・ポップ)は以下のようにコメントしている。

トレンドはこの方向に向かっている。私たちは(ワクチン接種か否かの入場について)既に起訴が始まったりしているのを見ている。こういった件でさまようよりも、私たちは私たち自身で規制を作るべきだ。

この新しい方針が承認された場合は、バー、レストラン、ナイトクラブ、その他の公共施設に入場する際に「ワクチン接種証明」を提示しなければならなくなる。入場できるのは「ワクチン接種完了した人」もしくは新型コロナウイルスを患い「自然免疫を得た人」のみとなる。

ベルリンのナイトクラブでは、既に入場の際に「ワクチン証明書」を提示するという規制が行なわれているが、この新しい方針が導入された場合、現在行われている特定の時間の「外出禁止令」が廃止されるだろうとのことだ。