KTLA5 によると、アメリカ・ロサンゼルス郡は、11月4日より新型コロナウイルスに関する条例が変更となり、バー、ナイトクラブに入場する際、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了し、その証明書を提示した人のみが入場可能となるそうだ。

現在は「陰性証明」も入場が認められているが11月4日からはワクチン接種を完全に完了している人のみ入場可となり、「陰性証明」の提示では入場不可となるそうだ。

▼ Exchange, LA

ワクチン接種のためには時間の猶予が与えられており、従業員を含む顧客は少なくとも10月7日までに1回目のワクチンを接種し、11月3日までに2回目のワクチンを摂取しなければならないという。ワクチン接種を検討していない人は、各会場の払い戻し方法などを検討する他ないのかもしれない……。

また、現在も義務付けられている屋内ではマスク着用に関しては、引き続き義務となるとのことだ。

今回、バーやナイトクラブに限ってこの「ワクチン完全接種の人のみ入場可能」という条例ができた理由として、新型コロナの感染リスクが他の場所に比べて非常に高いからであると説明されている。また、監察員によると、バーやナイトクラブの多くの顧客がマスクを着用しておらず、濃厚接触が多いためだそうだ。

一般的に、レストランよりもバー、ナイトクラブの方が感染リスクが高いと報告されている。