最近行われた BBC とのインタビュー内で、Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア/SHM)は EDM ブーム真っ只中だった2012年に解散したこと、そこからまた再結成したことについての裏事情を明らかにした。

「我々はもはや親友ではない。それが真実だ」と、Sebastian Ingrosso(セバスチャン・イングロッソ)は SHM の最後のツアーを記録した2014年のドキュメンタリー「Leave the World Behind」内でコメントしている。
 

我々は疲れはてていた。それで、もちろん緊張と苛立ちがあった。

我々は少し年をとって賢くなったので、振り返ってみると、休憩が必要だと気づいた。お互いを恋しく思う必要があったんだ。また一緒に音楽を作ることを恋しく思う必要がね。

再結成の最初のきっかけは、2017年にストックホルムで共に夕食を取ったときだったと彼らは語っている。
Steve Angello(スティーヴ・アンジェロ)は、下のように述べている。

僕らの友人は「みんな、来いよ。君らは集まる必要があるよ」と言ったんだ。
そして、僕らは「よし、夕食を食べよう、ただ話そう」みたいな感じだった。

Sebastian Ingrosso は笑いながら下のように言っている。

僕らの思い出は、災難の思い出ばかりだったよ!
誰かが台無しにしたとき、誰かが飛行機に乗り遅れたとき、誰かが寝坊したとき、分かるだろ? それらは僕ら全員やらかしていた思い出さ。

SHM のカムバックが本格化した今、彼らは2022年に10年ぶりの大規模なグローバルツアーを開催する準備をしている。ツアーは基本的に、彼らの次のデビューアルバムである『Paradise Again』のプロモーションとして行われるが、Sebastian Ingrosso はこのツアーについて以下のように述べている。

僕らは15歳か16歳で(キャリアを)スタートさせ、そしてそれは僕らの行ってきたことの全てだ。僕らの人生の全てだ。それは僕らのバックボーンのようなものだ。ステージに出るのが待ちきれないよ。