1950年〜1960年代にかけて「カワイイ⽂化の祖」と⾔われ、マルチクリエイターとして⼤ブレイクした内藤ルネのエキシビジョン『「BOYS IN LOVE/恋する男たち」〜それを⼈は薔薇族と呼んだ〜』が、 +DA.YO.NE ⽶原康正のキュレーションのもと、2022年2⽉11⽇(⾦)〜 2⽉18⽇(⾦)に or MIYASHITA PARK 1F・3F にて開催される。


 また、本エキシビジョンの初⽇である2022年2⽉11⽇(⾦)には、LGBTQ ナイトライフのブランドネームともなった東京の刺激的なエレクトロイベント fancyHIM とタッグを組んだオープニングパーティー「+DA.YO.NE × fancyHIM Rune  night」も開催。fancyHIM ではお馴染みの fancyBOYS MATCHA らが DJ として登場する。


 内藤ルネがこの世を去り15年。彼の⼀⽣のテーマである「カワイイ」世界観や、LGBTQ 的要素がたっぷりと詰まった作品が堪能できる。また、シルクスクリーンプリントの購⼊も可能。
今回のエキシビジョンに引き続き、+DA.YO.NE が今年1年に渡り今後も内藤ルネの世界観をお届けするので、引き続き要注目だ。
 

BOYS IN LOVE/恋する男たち ~それを⼈は薔薇族と呼んだ~ 
内藤ルネ。彼が亡くなって15年の⽉⽇が流れた。1960年代から「カワイイ⽂化の祖」と呼ばれ「カワイイ」を⽣み出す傍ら、「薔薇族」というゲイ専⾨誌の表紙を1984年から14年間も描き続けていた。当時はそんなゲイ⾊溢れる内藤ルネの作品を「裏ルネ」と呼んで「カワイイ」とは真逆の知る⼈ぞ知る的な扱いを強いた。ところが時代は本物の後押しをし た。LGBT 運動の流れからそんな「裏」が「表」になった。そもそも内藤ルネ本⼈の中には「表」も「裏」も存在しな い。ただ可愛いと思ったものをひたすら描き続けていただけだ(可愛いは内藤ルネにとって⼀⽣のテーマである。内藤ルネの描く男⼦は怖そうな⼈でも可愛い)。「BOYS IN LOVE/恋する男たち」は、そんな内藤ルネの LGBT 的要素たっぷりの作品を⾒てもらうことで、彼の早過ぎた才能をもう⼀度⾒つめ直そうというプロジェクトである。 ── ⽶原康正 ── 

 

「BOYS IN LOVE/恋する男たち」〜それを⼈は薔薇族と呼んだ〜 

開催期間:2022年2⽉11⽇(⾦)〜2⽉18⽇(⾦) 11:00〜21:00 
会場:or MIYASHITA PARK 1F/3F( 〒150-0001 東京都渋⾕区神宮前6丁⽬20-10 1F)

 

オープニングパーティー「+DA.YO.NE × fancyHIM Rune night」

開催⽇時:2022年2⽉11⽇(⾦) 15:00〜21:00 
会場:or MIYASHITA PARK 3F(〒150-0001 東京都渋⾕区神宮前6丁⽬20-10 3F) 

 

内藤ルネ(1932年11⽉20⽇- 2007年10⽉24⽇)

イラストレーター、⼈形作家、デザイナー、エッセイスト。1950〜1960年代にかけて、圧倒的な⼈気のファッション誌『ジュニアそれいゆ』の表紙と挿絵を担当し、⼤ブレイク。
ヴィヴィッドに彩られたキッチュな少⼥画で古い美少⼥観をひっくり返し、動物から野菜、フルーツ、そして捨てられていた家具まで、それまで誰もが⾒過ごしていた “カワイイの芽” を作品化、⼈々に発信し現在の「カワイイ⽂化の祖」と⾔われている。 元祖ゲイ雑誌「薔薇族」の表紙を1984年から1998年まで描き続けていた。

 

⽶原 康正 / YASUMASA YONEHARA 

東京ストリートな⼥⼦⽂化から影響を受けたその作品は、雑誌などメディアの形をして表現されることが多く、90年代以降 の⼥⼦アンダーグランドカルチャーの扇動者でもある。 
早くから中国の影響⼒を強く感知し、そこでいかに⽇本的であるかをテーマに活動を展開、現在中国の SNS、微博のフォロ ワー281万⼈。編集者からカメラマンに、さらに写真に⾃らがペイントした作品を国内外の展覧会で発表し、⼤好評を得る。 若いアーティストたちのキュレーション活動も精⼒的に⾏い、+DA.YO.NE. というコラボレーションブランドも始動した。 

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 +DA.YO.NE / プラスダヨネ

アーティストであり編集者である⽶原康正が⽴ち上げたジャンルにこだわらないコラボ専⾨のブランド。彼の名前が⼊っているのはもちろん、コラボさせるものを全てプラス⽅向に向かわせたい等いろんな意味含んでる。コラボとは彼のキュレーションを指す⾔葉で、選ぶものも選ばれるものも対等な⽴場であるということを意味する。2019年の⽴ち上げ以来毎⽉2回のペースで個展やグループ展を開催している。