REUTERS によると、ヨーロッパ・ベルギー政府は現地時間2月15日、厳格な労働状況に柔軟性を持たせる目的として新たな労働協定に合意したとのことだ。

これは、ベルギーで働く従業員は、労働組合が合意すれば、今までと同じ給与または賃金で、現在は1日最大8時間のところ最大10時間働くことが可能となり、週のうちの丸々1日分の労働を別日に振り替えることによって「週4労働」が認められるというものだ。
また20人以上の従業員がいる企業で働く従業員は、通常の労働時間外に掛かってくる電話は受けなくても良いという権利も同時に導入される。


ベルギー首相 Alexander De Croo は「新型コロナのパンデミックによって人々はより柔軟に働くことが求められ、プライベートの時間と仕事を両立しなければいけなくなりました。この新しい労働協定は、労働者の新しい働き方へ繋がることでしょう」とコメントしている。