昨年11月12日、ファン待望のデビューアルバム『グレイテスト・ヒッツ Vol.1(Greatest Hits Vol.1)』を遂にリリースした、ダンス・ミュージック界のスーパースター、マーティン・ギャリックス(Martin Garrix)と、ジャスティン・ビーバーやオースティン・マホーンなど、名だたるミュージシャンのプロデュース実績を持つメイジャー(Maejor)によるプロジェクト AREA21​。
 

デビューアルバム『グレイテスト・ヒッツ Vol.1(Greatest Hits Vol.1)』リリースの際には、iFLYER 読者向けにメッセージをくれた彼らから、最新インタビューが到着!!

前編では二人の出会いについてや楽曲制作についてを中心とした質問に答えていた二人だが、後編の今回は気になる今後の AREA21 としての活動についてたっぷり語られているので、ファンは必読だ!!

関連記事>>【AREA21インタビュー/前編】マーティン・ギャリックスとメイジャー、ついにAREA21の楽曲制作秘話や二人の出会いについてを赤裸々に語る!!
 

Q:今後のライヴの予定を教えてください。またどんなステージを計画していますか?

マーティン:ちょうどいまツアーのリハーサルをしているところ。フル・バンドでステージに立つ予定だよ。ドラム、ベース、キーボード奏者もいるし、僕はギターを弾いて、メイジャーはラップとヴォーカルを担当。また日程は分からないけれど、ツアーの準備をしているよ。

Q:マーティン・ギャリックスの DJ セットの一部としての出演ではなくて?

マーティン:そういう形ではないよ。もしかしたら、そういうのも数回やるかもしれないけれど。僕の DJ セットにメイジャーが歌で参加もあるかもしれないけれど。でも僕たちとしてはフル・バンドのライヴをちゃんと見てもらいたいんだ。みんなでジャム演奏しているセットをね。AREA21 は、そのために作られた音楽だから。生ドラムにギターが入って、DJ は無し。ギャリックスのショウとは全然違っているよ。

メイジャー:最高のライヴ・バンドにしたいんだ。ショウを観た人に何かを感じてほしいと思って頑張っている。

マーティン:ちょうど今週は毎日フル・バンドでリハーサルをしていたんだ。とにかく僕はフル・バンドって言うのが嬉しくてね(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Q:具体的にはいつ頃になりそうですか?

マーティン:コロナの状況次第というのがあるから、はっきりは言えないけれど、フェス関係の出演に関しては話を詰めているところ。ちゃんと決まったら、まずはストリーミングでライヴを披露したいと思うんだ。世界中のファンに観てもらって、それからツアーをスタートさせたい。

Q:今現在は、ヨーロッパやアメリカでライヴをするのは困難な状況ですか?

マーティン:アメリカに関しては、前よりやり易くなったかな。でも来週予定されていた僕のヨーロッパは中止になっちゃった。オミクロン株は感染率は高いけれど、病床使用率はかなり下がっているようだから。うん、今年の夏には期待しているよ、世界中に行けると信じている。

Q:となると、しばらくは地球上に留まるってことですね?

2人:うん、そのつもり(とニッコリ)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Q:日本にも来てくれそうですか?

マーティン:もちろんだよ。いまマーティン・ギャリックスとしての来日を計画をしているところで、AREA21 としての来日も考えているよ。日本や東京は、僕が世界中で一番大好きなところだから。日本のファンの前でバンド演奏を披露できるといいな。

メイジャー:僕も同感だよ。日本のみんなの前でパフォーマンスができたら、それこそ夢みたい。

Q:ここ数年、UFO などの存在がリアリティとして感じられるレポートが多くありますが、どんなふうに見ていますか? もしかしてエイリアンの仲間だったり?

メイジャー:そうそう(笑)。

マーティン:ホントだよ、家族や友達が“こんちにわ” って来てくれてる(笑)。

メイジャー:僕たちは常に仲間のエイリアンとコンタクトを取っているからね。

マーティン:この前みんなで裏庭で BBQ もやったしね(笑)。

Q:他のバンドのメンバーもエイリアンなのですか?

マーティン:うん、彼らもエイリアンだと思うし、凄く優れたミュージシャンでもあるんだ。ドラマーがブロン、ベースがグレン、キーボードがヴィンス。以前から一緒に仕事をしたことがある人たちで、ヴィンスと僕はもう6年ほど一緒にやってるよ。グレンもギャリックスの楽曲の多くでベースを弾いてくれている。ブロンはこれからリリース予定の曲で演奏してくれている。いまはみんなで一緒にジャム・セッションしたり、バランスを調整しているところなんだ。

メイジャー:あと地球上にいるアーティストで、他にもエイリアンの友人たちがいるんだよ。でも、まだ名前を明かせないって言うんだよね。みんなが想像しているよりずっといっぱいエイリアンの仲間がいるんだ(笑)。

マーティン:冗談抜きに、もうすぐ新しい宇宙望遠鏡の観測が始まるけれど、そこで何が発見できるのか、凄く楽しみにしているよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Q:2022年の予定としては、ライヴ活動のほか、何か予定していますか? AREA21 として新しい音楽も作っているようなので、次のアルバムも意外と早く聴けそうですか?

マーティン:できればそうしたいところだけれど、アニメーションの制作には、けっこう時間が掛かるんだよね。もしアルバムが半年で完成したとしても、その後のシングル選びや、アニメの制作などの準備もあって。それにファースト・アルバムはゲストはいなかったけれど、セカンド・アルバムでは僕たちがクールだと思う人たち全員と仕事をしようと考えている。その準備もあるし、アニメの制作を含めて時間が必要なんだ。あと今回のファースト・アルバムの制作で学んだのが、良いものを作るにはじっくり時間を掛けるってこと。急いじゃダメ。音楽を作るのは楽しいけれど、何かと伝えるためにはアニメーションの制作など時間を掛けなきゃ。ファースト・アルバムでは、かなり時間が掛かったんだ。でも、これからもシングルは順次リリースしていくつもりだし、長期間留守にしてまた舞い戻ってくるとか、そういう感じにはならないよ。

Q:ファースト・アルバムでは、アニメーションの制作に比べて音楽はかなり早く完成していたのですか?

マーティン:そうなんだけど、中にはギリギリになって編集した曲もある。たとえば「21」という曲が出来たのは、僕たちがアルバムを完成して納品しなきゃいけない週だった。もうアルバムの曲順も決まっていたけれど、「21」を加えたいと思ったから、代わりに他の曲を外したり。最後の最後まで改善の余地ってあるものだから。アニメの制作チームには、デモの段階から曲の構成、タイミングなどを伝えておいて、スケッチやストーリー・ボードの制作に取り掛かってもらうんだ。それらと並行させつつ僕らも曲を完成していく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Q:ライヴではアニメも用いる計画ですか?

マーティン:おそらくアニメではなく、ライティングで魅せる感じかな。”うわ、こんなの観たことない!” っていうような、ビックリさせるライティングを考えている。オーディエンスの頭上を UFO が飛んだりとか、いろいろアイディアはあるんだけど、実際に実現できるかどうかだよね。それをみんなで考えたり、工夫しているところなんだ。

Q:最後に日本のファンへのメッセージと、このアルバムの聴きどころについて教えてもらえますか。

メイジャー:もちろん。日本のファンをはじめ、地球上の全ての人々に対して僕から伝えたいのは、みんなひとつってこと。みんながハーモニーを重ねることで、繋がりは強化されていく。愛することを忘れないで。

マーティン:僕からみんなに伝えたいのは、これまでの素晴らしい応援に対して、どうもありがとう、という感謝の意です。AREA21 はもちろん、マーティン・ギャリックスに対するサポートにも感謝しています。君たちの美しい国での体験が、僕にとって忘れがたい人生最高の想い出となっているのは間違いないし、AREA21 で来日したときには、さらに多くの新しい想い出が作れるのではないかと期待しています。アルバムに関しては、このアルバムを聴いて、みんなが楽しんでくれることを願っています。みんながハッピーになって楽しんでくれて、踊り出したくなったり、気分が良くなり、何か感じてもらえると嬉しいです。どうもありがとう。(両手を合わせて日本語で)アリガトウ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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【リリース情報】

デビュー・アルバム『グレイテスト・ヒッツ Vol. 1』
2021年11月12日発売
価 格:¥2,750 (税込)
品 番:UICH-1016
初回プレス盤限定封入特典:
・AREA21 キャラクタ―・ステッカー(1シート4絵柄)
・AREA21 オリジナルTシャツ抽選応募用シリアル・ナンバー


 
 

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