スウェーデン出身の伝説的な DJ / Producer で、28歳の若さで亡くなった Avicii(アヴィーチー)のお気に入りの場所の1つだったスウェーデン・ストックホルムに位置する公園 Humlegården に、Avicii の栄誉を称えるために、風の彫刻を意味する「ウィンド・スカルプチャー」が新しく建立された。
  この彫刻は、公園が位置する Östermalm(エステルマルム地区)の地区評議会と Avicii の両親である Klas Bergling と Anki Bergling の協力を得て寄贈したものだそうだ。

アーティストである Adèle Essle Zeiss と Liva Isakson が手掛けたこのインスタレーション・アートは、3つの独特な形ので構成され、ステンレス鋼で作られている。

この彫刻の特徴の1つは、風が吹くと3つの形がそれぞれが互いに影響し合い動く「ウィンド・スカルプチャー」になっているとのことだ。まるで様々な音楽要素が交わり、1つの曲を作る過程のように造られている。風の力で動く彫刻は、Avicii の音楽がいかに数多くの人々を動かし、魅了し、踊らせてくれたのかを感じさせてくれると共に、彫刻が風の力によって変化していく過程はコントロールできない見えない何かや人々が抱える複雑さも表されている。

▼ Giulia Cairone / Provided by dbaronmedia​

この彫刻の公式オープニングは現地時間9月1日に開催され、現在は一般公開されているとのことだ。

エステルマルム地区の市長  Andréa Hedin は、以下の声明文を発表した。

私たちは、世界中の人々にとって非常に大きな意味を持つ Tim Bergling に敬意を表したい。
アートワークの表現の変化、そして Tim がお気に入りだった場所の1つである Humlegården、様々なレベルで彼を思い出させてくれます。
またそれは、精神疾患のためあまりにも早く亡くなった方を讃える方法でもあります。


Avicii

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