イギリスのレコード音楽業界を代表するBritish Phonographic Industry(BPI)を通じて発表された調査結果によると、イギリスでは「ダンスミュージック」が2番目に人気のあるジャンルとなったとのことだ。

▼ Creamfields

BPI によると、2022年、ダンスミュージックがイギリスのヒットチャートを占める割合は明らかで、2022年の公式シングルチャート TOP 10 にランクインしたヒット曲はダンスミュージックとなっており、その割合は、4分の1以上を占めているとのことだ。

イギリスにおけるダンスミュージックの人気は近年のチャートを見ると一貫して明らかであることがわかる。2022年のチャートの中で「ダンスミュージック」は26.1% を占めており、2019年のチャートでの9.13%と比較して、ほぼ3倍に増えている。

また BPI が発表した調査結果で最も興味深いことは、チャートを占めている「ダンスミュージック」の曲の半数以上がイギリス出身のアーティストまたはフィーチャリングにイギリス人が加わっているトラックであることだ。

LF System(LFシステム)、Eliza Rose(エリザ・ローズ)、Bad Boy Chiller Crew(バッド・ボーイ・チラー・クルー)といったイギリス出身アーティストが、Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)、Calum Scott(カルム・スコット)、Jax Jones(ジャックス・ジョーンズ)、MNEK(エメニーケイ)といった世界的に有名なアーティストらと肩を並べてチャートを占めているとのことだ。