最近のインタビュー内にて、R&Bシンガーにして起業家でもあるアーティストの AKON(エイコン)は、2023年初頭にリリース予定の、4枚目のスタジオアルバムとなる次作アルバム『Akonic』に EDM を取り入れていることを明かした。このアルバムは、EDM の他にも、様々なジャンルにまたがるものとなっているとのことだ。
 

ポップなリズムとストリートのレコードが数多く取り入れられている。プレイボタンを押して最後まで聴く頃には、世界中を旅しているような、そんなアルバムになると思う。僕のアルバムはいつもそうなんだ。

僕はいつもストリート系のレコードから始めて、最後はポップなレコードで終わる。というのは、音楽は一つの地域で定義されるべきではないからだ。だから、僕はいつもそのような旅をさせている。ラジオが夢中になるよ言うなミッドでリズミカルなレコードは、彼らの口には入らないし、ローテーションもされない。それから、ポップス、EDM、ラテン、アフリカン・アフロビート等の大作をクロスオーバーさせるんだ。このアルバムでは全てに挑戦している。
インタビューの他の部分では、AKONは、EDM プロデューサーとチームアップし、このアルバムからのトラックをリミックスする予定があると語っている。

更に、以下のようにも付け加えている。

僕の EDM DJ たちは、明らかにこのアカペラを使い、彼らが僕のためにやってくれるようなことをするつもりだよ。
だから、このレコードでいくつかの経験をすることになるだろうね。

AKON の EDM シーンへの進出は、さほど驚くことでもない。昨年 AKON は Master KG(マスター・KG)、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)とタッグを組み、アフロハウス・アンセムの "Shine Your Light" をリリースしている。
 

その前年には、T-Pain と更に EDM やポップスを取り入れて新たなファンを獲得するようにアドバイスしている。Megan Thee Stallion(みーがん・ジー・スタリオン)、Beyoncé(ビヨンセ)、Drake(ドレイク)といった現代の大物アーティストがダンスミュージックとクロスオーバーしていることを考えると、彼の先見性は的確なものだったと言えるだろう。

『Akonic』収録のファーストシングル「Enjoy That」は既にリリースされている。