世界的に有名なレコード・プロデューサーである Timbaland(ティンバランド)が、ポッドキャスト「The Producer Grind」の最近のインタビューにて、全盛期には1ビートあたり50万ドルも稼いでいたと明かした。

97年、Ginuwine のアルバム『Ginuwine… The Bachelor』でスタートを切った Timbaland は、Pop、HopHop のジャンルの中で最も印象的な曲をいくつも作ってきた。
彼の功績は多岐に渡るが、Jay-Z(ジェイ・ジー)、Aaliyah(アリーヤ)、Missy Elliott(ミッシー・エリオット)、Justin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)との仕事が最も有名だ。

ポッドキャスト「The Producer Grind」のインタビュー内で、Timbalake は、1ビートあたり30〜50万ドル(約4,200万円〜約6,995万円)あたり稼いでいたと主張している。

昔は大抵、1日で30万ドルとか50万ドルをもらっていた。俺たちはビートを送っるような世界から来たんじゃないんだ。それがオーダーメイドだった時代から来たんだ、分かるか?
プロデューサーはもっと尊敬されていた。アーティストには優れたプロデューサーが必要だった。でも今は YouTube がある。同じじゃないんだ。まるでワイルド・ワイルド・ウェスト(1999年のアメリカ映画。恐らく "時代が変わった" という意味で使われている)のようだ。

最近、Timbaland は「Beatclub」という新たなプロジェクトを立ち上げた。ウェブサイトによると、これは "プロデューサーやビートメイカーが1曲につき適切な金額を課金し、自分の音楽を聴いてもらい、実際に「世界のトップアーティスト、レーベル、ブランド、制作会社」に発注する機会を提供するサブスクリプション型のプラットフォーム" であるとのことだ。会員には、カスタムサウンドパック、ソフトウェア、多数のアーティストや愛好家からのリアルタイムのフィードバックも含まれる。
現在、このプラットフォームは「招待制」となっており、こちらから招待を申し込むことができるとのことだ。

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