不動産開発業者 British Land と AustralianSuper は、かつて新聞印刷施設でナイトクラブとして利用されていたアイコニックなベニュー、Printworks(プリントワークス)が、2026年までに恒久的な文化拠点として復活する可能性があることを示す計画をサザーク市議会に提出した。
両企業がが主導するこの提案は、Printworks の復活を目指すもので、当初の予定通り敷地の一部を文化活動に充て、残り半分をオフィスと小売スペースとして充てるとのことだ。


新たな計画の下では、2023年5月に事業を停止したナイトクラブ Printworks が、エレクトロニック・ミュージック・イベント、美術展、企業行事の活気ある会場としての地位を取り戻す可能性があるとのことだ。
再考されたスペースには、お馴染みの大規模イベントエリアだけではなく、屋上テラスやインクウェルズと呼ばれる小規模なパフォーマンス会場などの追加施設も含まれる。
更にこの提案には、多様な活動に対応するための会議施設や企業ホスピタリティスイートの規定も含まれている。

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この提案された再生計画では、周囲のコミュニティの進化するニーズに対応しながら、象徴的な会場に新たな命を吹き込むことを目的としている。


British Land、AustralianSuper、そしてエレクトロニック・ミュージックとアートの分野で確立された事業者である Browdwick とのパートナーシップは、Printworks の伝統を保存しながら現代の需要に適応させるという取り組みを強調している。構想されている文化拠点は、British Land と AustralianSuper が主導する、テムズ川沿いの広範囲な住宅開発と商業開発を含む、より大規模な60億ポンド規模のプロジェクト、Canada Water project と提携し、この地域のより広範囲な都市開発計画に統合される予定となっている。

Printworks がロンドンの文化シーンと地元コミュニティの中心地として復活する日は近いのかもしれない。