Nature Manifesto, pt. 1
— björk (@bjork) November 12, 2024
it is an emergency
the apocalypse has already happened
and how we will act now is essential
in pioneering sound-strata
with mutant peacocks, bees, and lemurs
biology will reassemble in new ways
and micro-organisms will mate with other life-forms
to heal… pic.twitter.com/fdHP70c0qO
Bjork は SNS でこの3分40秒の作品について次のように語っている。
今回のサウンドインスタレーション『Nature Manifesto』はフランス生物多様性庁と協力して企画された「生物多様性:どのような未来のためによのような文化か」というプログラムの一環として制作。ポンピドゥー・センターによると、人間の活動により100万種もの生物が絶滅の危機に瀕しており、この静かな崩壊はその規模とスピードの両面で衝撃的だという。「この没入型サウンド作品は、絶滅の危機に瀕している、あるいは絶滅した動物たちに声を与えています。彼らの音を私たちの言葉と融合させ、自然から遠く離れた産業時代を象徴する建築物の中で彼らの存在を共有したかったのです。『キャタピラー』と呼ばれる美術館のエスカレーターの動線の中で、この作品を通して絶滅危惧種の生々しい生命力を思い起こしてもらいたいと考えました。階を移動しながらこのサウンド作品を聴いてもらうことで、動物たちの声がリスナーに向けた音の橋渡しになればと願っています」。
「これらの動物たちの精神、その環境との魔法のような調和を感じ取ることで、彼らは私たちの先生になってくれます。彼らの亡霊が私たちに原始的な気配りを取り戻すことを促してくれるのです。私たちは言葉だけでなく、行動もしたいと考え、フランスとアイスランドの若い環境活動家と共にキャンペーンを立ち上げました。キャンペーンは後ほど開始予定です」
Bjork の2022年にリリースされたアルバム『Fossora』は、菌類を通じて共存や死、そして生態破壊をテーマにした作品で、このサウンドインスタレーションと同様自然界をテーマにした作品。自然に注目した作品を長年手がけてきた Bjork は昨年スペインのシンガーソングライター Rosalia(ロザリア)とともにシングル「Oral」を発表し、アイスランドでの養殖漁業の慣行に反対するメッセージも発信している。