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いよいよ2025年8月2日(土)にクロージングを迎える、高輪ゲートウェイ駅前の TAKANAWA GATEWAY CITY に位置する4ヶ月限定ベニュー「ZERO-SITE Takanawa Gateway」。ミニマルかつ有機的な美しさを追求した空間が話題を呼び、これまで国内外のトップアーティストがプレイし東京の夜を彩ってきた同ベニューのクロージング前夜となる8月1日(金)、日本のシンセサイザー/デジタルミュージックの2巨星である小室哲哉浅倉大介によるユニット PANDORA(パンドラ)が出演し、クロージングに向けてフロアを豪華に盛り上げる。


小室哲哉は3歳から東京藝術大学の教授の下でヴァイオリンを習得し、小学校でクラシック音楽のインストゥルメンタル楽曲を制作、中学生で自宅のギター、ヴァイオリン、エレクトーンを家族に無断で売却して得た金で、当時16万円以上したシンセサイザー「ローランドSH1000」を購入、オリジナル曲の制作を本格的にスタートさせた。早稲田大学在学中、プロのミュージシャンとしての活動を開始、当時珍しかったシンセサイザーを使うミュージシャンとして注目を集めるようになり、その後紆余曲折を経てデモテープが当時 EPIC SONY の目に留まり、TM NETWORK のデビューに繋がった。
 

渡辺美里が1986年にリリースし、第28回日本レコード大賞金賞を受賞した「My Revolution」、1987年リリースでアニメ「シティ・ハンター」エンディング曲として今なお世界で愛され続ける名曲「Get Wild」、更に篠原涼子、trf、globe、華原朋美、安室奈美恵等の “小室ファミリー” と言われるアーティストたちの楽曲等、90年代を彩るメインストリームシーンの大ヒット曲を連発。
 

彼のプロデュース手法として、打ち込みによるダンスミュージックに耳に残るわかりやすいフレーズの明確なサビのある歌唱をを乗せるというものがあり、それまで日本の一般層にはあまり浸透していなかったダンスミュージックが小室哲哉の楽曲によりグッと身近なサウンドとして浸透していったことは間違いないだろう。
近年では、2019年からはピアノやシンセサイザーを駆使した空間音楽を建築・芸術関係の企業に向けて匿名で制作したり、2022年に国立研究開発法人「理化学研究所」の客員主管研究員に就任し、人工知能を使った作曲支援システムの開発等を研究者たちと共に研究するなど、更に活動の幅を広げている。
 
2025年の今年も、TM NETWORK キャリア初の大型エキシビジョン「TM NETWORK 2025 IP」を Ginza Sony Park にて開催するなど、長年に渡って世間からの大きな注目を集め続けている。

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浅倉大介は1985年、ヤマハのシンセ開発部門へ入社しゲーム音楽の制作にも携わり、1987年から TM NETWORK にサポートキーボーディスト/マニピュレーターとして参加、ライブ演出や同期機材導入に尽力、1990年からは「TM NETWORK RHYTHM RED TMN TOUR」でサポートキーボーディストを務め、この頃には小室と共同作業の際に小室が作詞や世界観を担当し、理数系、コンピューターの問題、最終的な仕上げは朝倉が担当するという役割分担が出来上がっており、それは現在に至るまで続いているとのことだ。


1991年にはアルバム『LANDING TIMEMACHINE』でソロデビューを果たし、翌年1992年には貴水博之とのユニット access を結成、1995年の活動休止までに15枚のシングル、3枚のアルバムをリリースしており、数々のヒット曲を手掛け、1993年にはアルバム『ACCESS II』が日本レコード大賞 ベストアルバム賞を受賞している。
 

その後もソロ活動、そしてコタニキンヤ、T.M.Revolution、藤井隆など、多くのアーティストをプロデュースし、特に T.M.Revolution の「WHITE BREATH」「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」は爆発的な大ヒットを記録し、1999年にはプロデュースアルバム『triple joker』が日本ゴールドディスク大賞でロック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
 

2002年には7年ぶりに access としての活動を再開、今年も既に全国ツアー「access ELECTRIC NIGHT 2025」を開催しており、今後は「access TOUR 2025 AUTUMN-WINTER」の開催も予定されているなど、毎年精力的な活動を続けている。その他、TM NETWORK トリビュートライブに小室哲哉の代役として参加、外部への楽曲提供等、幅広い活躍を見せている。


そんな日本のシーンの超重要人物である小室哲哉と浅倉大介によって2017年に結成された音楽ユニット PANDORA。
小室哲哉は PANDORA について「ソロ作品でもなく、周囲の声に応えるのも違う。クリエイター達がユニットとして制作するものとして、今聴いて出したい」そして浅倉大介は「DJ・EDM・クラシック音楽・プログレッシブ・ロックまで全部出来て、どの様にでもアレンジできる二人だから出来るやんちゃな制作活動」とコメントしているプロジェクトだ。


小室哲哉が作詞・作曲等の世界観制作を、そして浅倉大介が音色制作・エンジニアリング作業を担当しているが、役割が完全に分担されているわけではなく、お互いの相互作用を繰り返して楽曲を制作しているという。
2018年に予定されていたシングルとアルバムの発売を目前に小室哲哉の引退宣言によって活動休止となっていたが、2025年2月に約7年ぶりに活動を再開、今年5月には『PANDORA LIVE 2025 -OPEN THE BOX-』をリリースした。
 

今回、ZERO-SITE Takanawa Gateway にてエクスクルーシヴなクラブセットを披露予定となっている PANDORA。日本のエレクトロニックミュージックシーン、ダンスミュージックシーンを牽引し、お茶の間からテクノロジカルな電子楽器業界にまでその名を轟かせてきたトップアーティスト二人の共演をお見逃しなく。
 

PANDORA (Tetsuya Komuro ×Daisuke Asakura)
-EXCLUSIVE CLUB SET- 「GATEWAY」

日時:2025年8月1日(金)19:00〜23:00(FLOOR 3 OPEN 18:30)
※ PANDORA performance 20:00〜22:00
会場:ZERO-SITE Takanawa Gateway
東京都港区高輪2丁目21−2 3F THE LINKPILLAR1 SOUTH 内 ZERO-SITE 2F
料金:8,500円 / 別途入場時 1,000円 1ドリンク購入必須
※550枚限定
※一般発売 2025年7月19日(金)

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出演:
■ FLOOR 3
PANDORA (Tetsuya Komuro ×Daisuke Asakura) -EXCLUSIVE CLUB SET- 

■ FLOOR 2(OPEN 17:00)
UP BEAT SOUNDWORKS Presents -ZERO SITE SESSION-
YAMARIKI、JUN OIKAWA、ANZU、ANRI