同アルバムは、2022年の前作『Fragments』以来、実に4年ぶりとなる通算8枚目のスタジオアルバムとなり、2026年9月11日に Ninja Tune からリリースされる。
Bonobo は同作について「自分がひとつ以上の存在でいられるというアイデアを強化したい」とコメントしており、長年にわたり彼自身の異なる二面性として語られてきた "DJ" と "ライブ・バンド・パフォーマー" の統合が、今作の核となるようだ。
リードシングル「Me and You」はクラブ志向の楽曲となっており、ロンドンとパリで開催されたサプライズ・ポップアップ DJ イベントでファンの前で初披露され、ID を求める声が殺到していた曲が、遂に正式リリースとなった。同曲は、噴火口らしき崖が崩れを起こす様や岩をモチーフにしたミュージックビデオも公開されている。
『Distance In Static』には、パキスタン人アーティストとして初めてグラミー賞を受賞したシンガー/ソングライターの Arooj Aftab(アルージ・アフタブ)、イギリス人シンガー/ソングライターの Joy Crookes(ジョイ・クロックス)、Nilüfer Yanya(ニルファー・ヤンヤ)、Hundred Waters(ハンドレッド・ウォーターズ)の Nicole Miglis(ニコール・ミグリス)、Aanya Martin(アーニャ・マーティン)らが参加。ここ日本からも 青葉市子、Kanako Yamamoto が名を連ね、同アルバムの歌詞に使用される言語は英語・ウルドゥー語・日本語の3言語にまたがる。
サウンド面でも野心的で、Bonobo が手がけた精緻な電子処理を施した楽器演奏に、イランの歴史的なアーカイブ音源と古筝(グジョン)の録音が織り交ぜられており、LA・東京・ロンドンおよびカリフォルニアの Broken Arrow Ranch で行われた制作セッションから生まれた。
Bonobo は同作を潜在的な転換点として描写し、以下のようにコメントしている。
アルバム発表と同時に新しいライブ演出についても明かされており、Air(エール)、Gesaffelstein(ゲサフェルスタイン)、Phoenix(フェニックス)、Caroline Polachek(キャロライン・ポラチェック)といったアーティストのライブ映像演出を手がけてきたビジュアル・デザイナーの Pierre Claude(ピエール・クロード)がこのプロダクションを担当する。このフォーマット——ゲストコラボレーターとフルライブバンドによる世界ツアー——での最後のリリースになるかもしれない。この先がどんな形になるかはまだわからないが、これはミュージシャンとして自分の在り方を再定義することについてである。
北米ツアーは11月5日のテキサス州オースティン「Emo's」を皮切りに、ロサンゼルス、シカゴ、トロントなど主要都市を巡る。
ファン先行販売は6月11日午前10時(現地時間)、一般販売は翌6月12日午前10時から開始。カナダ公演はバンクーバー(11月16日・PNE Forum)、トロント(11月26日・History)、モントリオール(11月27日・MTELUS)の3都市が予定されている。
夏のヨーロッパ公演では、イビサの野外エンターテインメント施設「528」(8月4日)、スペインの音楽フェス「Marenostrum Fuengirola」(8月8日)、イビサのナイトクラブ「DC10」(8月13日)を巡り、その後秋の北米ツアーへと繋がっていく。
Bonobo はいずれも UK チャート5位を記録した2017年の『Migration』、2022年の『Fragments』という2枚の UK トップ10アルバムを保持しており、Brit Awards やグラミー賞へのノミネート歴を誇る。Damon Albarn(デーモン・アルバーン)や Erykah Badu(エリカ・バドゥ)とのコラボレーション、シドニーの オペラハウス、レッドロックス、アレクサンドラ・パレスのソールドアウト公演や、ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールでの歴史的な5夜連続公演、さらに「Glastonbury」「Coachella」「Fuji Rock Festival」といった主要フェスティバルのステージを渡り歩いてきた。
アルバム『Distance In Static』は現在 Ninja Tune のサイト等でプレオーダー受付中だ。
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『Distance in Static』トラックリスト
01 Dawn
02 Cycles
03 Fire on the Water [ft. Arooj Aftab]
04 Drift
05 Talk to Me [ft. Nicole Miglis]
06 Uncasually
07 Always on Your Side [ft. Joy Crookes]
08 Youth’s Fountain [ft. Nilüfer Yanya]
09 Shokoufeh
10 Can’t You See [ft. Aanya Martin]
11 ID700
12 Me and You
13 Equinoctial [ft. Ichiko Aoba]
14 Mercury [ft. Kanako Yamamoto]



















