スイスのテクノイベント「Aarau Rave VOL. 7」で銃撃事件が発生し、1人が死亡、5人が負傷したと発表された。43歳のスイス人男性が逮捕され、捜査が進行しているとのことだ。
2026年8月30日(日)の午前2時30分頃、スイス北部アールガウ州のアーラウ市にあるシャッヘン競馬場で開催され、閉幕が近づいていた年次テクノイベント「Aarau Rave VOL. 7」に銃声が響いた。同フェスには約3,500人が来場していた。アーラウは人口約2万2,000人のアールガウ州の州都で、豊かな渓谷と中世の城や温泉で知られる、美しい街だ。
銃撃の目撃者の多くが最初は花火だと思ったと証言しており、事態の深刻さが即座には周囲に伝わっていなかったようだ。
BBCの報道によると、目撃者の1人は銃撃を受けて倒れた女性に心肺蘇生を試みたものの、救うことができなかったと証言した。
銃撃で死亡したのは、22歳の若い女性だ。女性は現場で死亡した。負傷者は24〜27歳の男性4人と女性1人の計5名で、いずれもスイスに居住しており、負傷の程度は軽傷から重傷まで様々であると、アールガウ州警察は発表している。また、イタリア国籍の負傷者も2名含まれているとのことだ。
イタリアのジョルジャ・メローニ首相はXへの投稿で、死亡した女性を Maria Spinelli(マリア・スピネッリ)さんと明かし、「このような悲劇的な状況に関わるすべての人々、そして負傷した2人のイタリア市民にも思いを馳せる。スイス当局がこの事件の全容を解明してくれると信じている」と綴った。
この銃撃事件を受け、アールガウ州警察は大規模な捜索活動を展開。捜索の結果、翌8月31日(月)の午前1時直前に、43歳のスイス人男性が犯行への強い疑いのもと拘束され、正式に逮捕された。
州警察は声明で以下のように述べている。
事件の正確な経緯、背景、および動機の究明に向けて捜査が進行中だ。現時点では単独犯が関与したと仮定している。
警察はすでに大量殺傷・テロ行為・不明の犯罪動機という3つの可能性を念頭に捜査を開始していたが、現時点で動機は開示されていない。
主催者はイベント公式ウェブサイトに「レイヴは常に喜びと愛の場所であるべきだ」と記し、深い悲しみを表明した。
捜査は継続中であり、詳細が判明次第、当局から続報が発表される見込みであるとのことだ。








