□RAY MANG(Block16/laj/raj from London):
Idjut BoysそしてThe Glimmersと共に数々の作品を生み出すアーティストRAY MANGとはプロデューサーRAJ GUPTAもしくはLajの別名義である。彼は70年代後期のディスコサウンドをルーツとしながら、現代テクノロジーを絶妙なバランスで融合させ21世紀レヴェルへと昇華させる、類まれなるアーティストなのだ!
97年に発表しアンダーグラウンドクラシックとなったファーストリリース”NO.1”(Noid)から始まり、Eskimo Recordings、R & S Records、Bear Funk、Spectrum、Noid Recordings、Nuphonicなどの名門&老舗レーベルから数々の作品をドロップ。中でもRay Mang名義でリリースした“Praia Do Londres”は当時R&S RecordsのA&RだったDavid Fouquaert (The Glimmers)がRAY MANGの才能を高く評価しリリースが決定、記録的なヒット・チューンとなる。その後Davidと共にEskimo Recordingsに移籍。後にそれがオリジナル初アルバム”Mangled”に繋がっていく。
多様な才能を併せ持つRAY MANGはそれだけに留まらない。エンジニアとしての彼の才能はシーン随一、軽く名前を挙げるだけでも過去10年の間に、The Glimmers、DJ D、Phil Mison、Faze Action、Crispin Glover、DJ Harvey、Leo Young、Jhelisa Anderson、A Man Called Adamなどの作品を産み出す。
リミキサーとしてはRoxy Music、Grand National、そしてBlock PartyなどをThe Glimmersと共に手掛け、ソロリミックスではMudd や Kerry、Jhelisa Andersonの作品を手掛けている。最新作はThe Glimmersと共に手掛けたShirley Basseyの‘Slave To The Rhythm’(Grace Jonesのカバー)があり、Grace Jonesの生誕70周年記念パッケージに収録され2007年中にLock, Stock & Barrelからリリースされる。
またRAY MANGはGlenn Gunner、Pete Z、と共にBlock 16のメンバーとして活躍。ポストHarvey世代のUKディープ・ハウス精鋭として今は無き名門レーベル、Nuphonicから2001年にMorning Sunでデビュー。同曲は世界中のフロアに愛されるまでのヒットとなり、2002年には遂にDubtribe Sound System、P?p? Bradock、Daniel Wangらが参加するリミックスアルバム発売まで至った。*同タイトルのフル・オリジナルアルバムも2001年にリリースし高い評価を得る。
さらには2004年には今や2 Many DJsらと並び称されBlock Party、New Order、Myloなど挙げたらきりがない程、数々のリミックス・ワークを発表してきたThe Glimmersと共にDirty Mindを結成。これまでに3枚のシングルをリリース。
マルチプレイヤーとして、プロデューサー、リミキサー、ライター、エンジニアと様々な才能を遺憾なく発揮するRAY MANG。21世紀型ディスコ・セントリック・ミュージックを引っさげ、UKから重鎮が帰ってくる!