02.17 (Sat)
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA、1963年1月3日 - )は、東京都出身のミュージシャン、劇作家、脚本家、演出家、映画監督、俳優。劇団「ナイロン100℃」主宰。横浜放送映画専門学院(現:日本映画大学)卒業。本名は小林 一三(こばやし かずみ)。妻は女優の緒川たまき。キューブ所属。人物父親はジャズ・ミュージシャン。森川信が近所に住んでおり、小学校時代は喜劇役者になるのが夢だった。喜劇映画を愛するあまり、1976年に「喜劇映画研究会」を創設。マルクス兄弟など当時の日本では、鑑賞不可能だったアメリカの古典コメディ映画の自主上映活動等を行い、1985年まで、同会の代表をつとめた。その一方、「KERA」(ケラ)の芸名で、バンド「有頂天」やインディーズレーベル「ナゴムレコード」の運営にあたる。命名の由来は、学校の演劇部に入る際オーディションで自身が歌った「虫けらの歌」により「ケラ」のあだ名をつけられたからという。音楽関係においては、自ら参加する有頂天、空手バカボン、LONG VACATION、ケラ&ザ・シンセサイザーズでの活動に加え、ナゴムレコードから筋肉少女帯、人生(電気グルーヴの前身)など多数の才能を発掘、輩出した。現在もミュージシャン「KERA」として活動する。やがて小劇場での活動を開始させ、1985年に「劇団健康」、解散後の1993年に「ナイロン100℃」を旗揚げ。以来、主宰としてほとんどの作品の劇作・演出に携わっている。演劇分野では「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」名義を使用。近年は音楽活動を継続しつつも、舞台人としての動きが特に目立ち、劇団にとどまらず外部公演への演出・台本提供も活発である。また並行して、広岡由里子とのユニット「オリガト・プラスティコ」と、作品ごとに異なる出演者・趣向で企画されるユニット「KERA・MAP」(ケラマップ)もプロデュースしており、いずれも不定期に公演を行っている。岸田國士戯曲賞をはじめ舞台・戯曲での受賞歴も複数ある(下記参照)。2003年の『1980』を皮切りに、映画監督も数作務めている。イラストも得意としており、ナイロン100℃の所属女優犬山イヌコとの共作でポケモンえほんシリーズのひとつである『ニャースとつきみそば』の作画、ナゴムレコードで発売した音源や、電気グルーヴのシングル「少年ヤング」のジャケット
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