09.07 (Sat)
ナパーム・デス(Napalm Death)は、イギリス出身のグラインドコアバンド。構成員が脱退加入を繰り返し、結成時の面子は不在となりながらも脈々と活動は続けられており、在籍していた人物はカテドラル、カーカスといった音楽隊を結成し名声を得た。グラインド・コアの始祖的存在。略歴1982年、イギリスのバーミンガムで結成された。グラインド・コアの始祖的存在であり、後発の音楽隊に今なお多大な影響を与えている。また様々な分野に重要な貢献をした音楽家を多数輩出した。しかし、構成員や音楽性の変遷も流動的な音楽隊で、1987年には結成時の人員は皆無となっている。ニック・バレンがボーカルとして、ディスチャージ(DISCHARGE)、カオスUK(CHAOS U.K.)等の、ハードコアで政治的主張を行うパンクロックに影響されて結成。結成年に「Punk Is a Rotting Corpse」(DEMO TAPE)を発表。音楽性としてはハードコアとアナーコ・パンクの中間で、上述の音楽隊と比べ際立った所のない、平凡な音であった。しかしクラス(CRASS)とライブで数回共に活動したことがきっかけで、後に発表されたクラス自身のレーベルオムニバスに参加することになった(「Bullshit Detector Volume 3 」1984年)。現在も使用されている"NAPALM DEATH"の標章は、この時点ですでにできあがっていた。音楽性の転機は、イギリス・イプスウィッチのクラスト・コア(CRUST CORE)の始祖であるエクストリーム・ノイズ・テラー(EXTREME NOISE TERROR。当時はまだ「TERROR」は付いていない)でドラムスであったミック・ハリスが加入した事が大きい。この時点で、結成時からの人員は既にニックのみになっており、彼がボーカルとベースを兼任した。1985年に、「Hatred Surge」(DEMO TAPE)を発表。これまでの5本のデモとことなり、激しい音楽性に変化する。翌年には7作目となる後のセカンドアルバムと同じ表題である「From Enslavement to Obliteration」(DEMO TAPE)を発表し、1stアルバムと同じ題で、フルアルバム並みの曲数の「Scum」(Demo Tape)の2本を発表した。イギリス・ノッティ
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