言わずと知れた、大阪NO.1 DOPE HIP HOP集団。
結成は2000年。メンバーの加入、脱退を経て、現在はZIM BACK,W-MOUTH,G.A.S.S,DJ SOOMAの3MC+1DJ編成。
これまでに2枚のFull Albumを発表。彼らのかっこ良さを体感するには生のステージを見るのが一番良い。メインストリームで言えばウータンクラン、東京で言えば雷家族の様なファミリースタイルのマイクリレーが特徴だ。韻と言葉を使って遊んでいるような独特の雰囲気と、気持ち良いビートで思わず体を揺らしてしまう。また、音楽としてそれぞれの個性が全く喧嘩していないところが聞き手を飽きさせない。刻む言葉のペースも、韻の踏みどころも、踏み方も、4人がそれぞれ独特の特徴を持っている。
さて、ヒップホップの歴史といえば、黒人の子供達が広場でラジカセの曲に乗せてラップを披露し合う姿が思い浮かんでくる。“うまい言い回し”と“オリジナルのフロー”に自信満々の子供達は「お前より俺の方がうまいんだぜ。」と言わんばかりにハイクオリティなラップを並べていく。個人的にINSIDE WORKERS(インサイドワーカーズ)のステージには、同じような匂いを感じるのだ。 それぞれが早くマイクを持ちたくて仕方がない・・・その勢いが見る者を釘付けにするのだと思う。
INSIDE WORKERS (インサイドワーカーズ)は、現在も大阪ミナミのクラブイベントを中心に出演しているので是非一度遊びに行ってみて欲しい。また、親交の深いDJ KENSAW(ケンソウ)のステージでも、必ずと言っていい程一度はINSIDE WORKERS(インサイドワーカーズ)の楽曲がかかる。DJ SOOMA(ソーマ)を含め、5人全員が個人的な活動もしていて、様々な名義の作品に参加している。例えば、DJ KENSAW(ケンソウ)のレーベル・梟観光(フクロウカンコウ)から発売されているアルバム“Sportz Center(スポーツセンター)”、Coe-la-canth(シーラカンス)のレーベル・C-L-C RECORDSから発売されているアルバム“C-L-C RECORDS PRESENTZ COE-LA-CANTH meetz ROYALTY”、DJ SOOMA名義で発売されている“攻撃重視”など、主にクラブイベントを共にするMC陣やDJ陣名義の作品が中心だ。...
More Biography