リスボン拠点のプロデューサー/DJ。2015年ににデビューEP「Danger」をリスボンの〈Príncipe〉から発表。NPRの10つのお気に入りのエレクトロニック・アルバムからWIREのトップ50を筆頭にエレクトロニック/ダンス・ミュージックのあらゆる各媒体の年間ベストへ軒並みラインクイン。The Quietusのロリー・ギブの解説では、"彼女の音楽はすべての感覚おいて目を見張るものがあり、ドラムのもつれ、シンセティックなメロディの鮮やかな旋回、機能的なダンスフロアではなく、短くてシャープなアドレナリンのショックのような感じがするようだ"と語られている。その後Nídia MinajからNídiaへと改名し、2017年に〈Príncipe〉からリリースしたデビュー・アルバム『Nídia é Má, Nídia é Fudida』はPitchforkのトラック・レビューで、ケヴィン・ ロレンゾが"Nidiaの音楽はありのままに惹きつけ、ダンス・フロアのグリッドに合わせる必要はなく、すべての空間に存在することができる"とあり、彼女の細かく調整された大きな変革は現代的なオルタナティブなダンス・ミュージックのインターナショナルなインフラや、特にクドゥーロの文化にもたらされている。その後はスウェーデンのグラミー賞を受賞したFever Rayのアルバム『Plunge』のプロダクションやKelelaのリミックス・アルバム『Take Me Apart』に参加、ニューヨークとベルリンのRedbull Music Festival、バルセロナのSonar、ロンドン、バービカンのJust Jam、クラクフのUnsoundなど世界を回っている。