■企画概要
視覚芸術と聴覚芸術は本来未分化の領域のものであり、芸術が産業化した経緯の中で文化的に分化されたものにすぎない。“OptiSoniX JINMOの音楽と絵画展”では、視覚芸術、聴覚芸術、に分化されることなく相互に浸透し合いながら作品の鑑賞・体験が可能である。また、会期中では現代美術を語る上で重要な3人がJINMOの作品について言及するトークイベントを開催する。さらに、ギャラリータイムにて最先端技術を用いたデジタル顕微鏡で作品を鑑賞する機会も設ける。
■Sonic ART
JINMOによる経頭骸直流刺激(tDCS)を行いながらの無伴奏ギター独奏。演奏内容は3日間とも異なる。
注) tDCS:電極を用いて頭皮の上から軽い直流電流を流して脳の部位を刺激すること。脳神経の活動を活発化されることが可能で、近年では脳卒中、うつ病等の多様な治療の研究、脳梗塞を起した患者のリバビリに用いられ成功を収めている。
■Optic ART
極微細書画nanoZen未発表新作3点と、記念碑的大作“知覚の扉”を含む、多数のnanoZen作品を展示。スカラ株式会社からの協力により、最先端技術を用いたデジタル顕微鏡にて鑑賞可能。
注) nanoZen:1単位30ミクロン(人間の白血球とほぼ同じ大きさ)で描かれたJINMO独自の表現による書画。
■アーティスト・ステートメント
『ディテールとはミクロに凝視するなら、常にカオスであり、その渦中に神は宿る。階調・乱調をエントロピーの問題として捉え、混沌とはそのエネルギー、生命力、芸術的純情の発揮の証左とするならば、大杉栄よ、現代に於いてはより深刻に、美はもはや諧調にあらず、ただ乱調にありて、混沌に於ける只管の紊乱の中に我が"天的嗣業"の発火は指し示されている。諸君、カオスにて逢おう。カオスにて待っている。』(JINMO)
■JINMO経歴
2014年5月現在までに、ソロ・アルバムだけでも170 作品をリリース。近年の代表作に、文化庁文部科学省により第63回 (平成20年度) 芸術祭参加作品に選定された"Ascension Spectacle"がある。ギター奏者としては、特殊奏法や尖端機器を多用した特異な無伴奏ギター独奏のスタイルにより、精力的な演奏活動をおこない、国内はもとより海外 (アメリカ、イギリス、ロシア、ドイツ、オーストリア、オランダ、スイス、デンマーク、ベラルーシ等)でも数百回に及ぶ公演をおこなっている。
また、2006年サンディエゴ現代美術館にて開催された国際デジタル芸術展"Art Of Digital Show"での作品展示、第30回フィナール国際美術展でのキャロリーヌ・リー賞受賞など、多岐に渡った活躍で今後の展開が期待されている。
企画 OptiSoniX JINMOの音楽と絵画展
期間 2014年7月3日(木)、4日(金)、5日(土)
時間 3日(木)、4日(金)開場19時 開演19時30分
(トークイベント45分、演奏45分)閉廊23時
5日(土)開場18時30分 開演19時00分
(トークイベント45分、演奏45分)閉廊23時
場所 六本木Bullet's ( 東京都港区西麻布1丁目7−11 霞ハイツ B1F) 電話03-3401-4844
入場料 1日券3,800円、2日券7,000円 、3日券10,000円 (各日要ドリンク代)
当日人数多数で会場に入れない場合がございます。事前予約をおすすめいたします。
予約は moi@jinmo.com まで
主催 Avant-attaque、office moi
協力 スカラ株式会社
連絡先 office moi
メールアドレス moi@jinmo.com
担当:森井
■トークゲスト経歴
7月3日出演
能勢伊勢雄(写真家、美術評論家)
ライブハウスPEPPER LAND設立・主宰。アンダーグランドミュージック&カルチャーに精通。1978年より松岡正剛氏が提唱した「遊学」をもとにする研究「遊会」を開始。”X-COLOR グラフティ in Japan”(水戸芸術館、水戸、2005年)企画をはじめ、美術展の企画協力、作品出品多数。主著・共著に「スペクタル能勢伊勢雄 1968−2004」(和光出版)、「INSIDE OUTSIDE 」(UPLINK刊)、「新・音楽の解読」(DUBooks刊)等。
7月4日出演
小倉正史(美術評論家)
国際美術評論家連盟会員。1994年にフランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ賞受賞。“大地の魔術師たち”(ポンピドゥー・センター、パリ、1989年)の企画協力、“サルキス Zone 展”(北関東造形美術館,前橋、1994年)“杉本博司展”(カナダ大使館ギャラリー、東京、1996年)など美術展企画多数。共著に「現代美術 アール・ヌーヴォーからポストモダンまで」(新曜社)等。翻訳にアンドレ・レスレール「アナキズムの美学」(現代企画室)、ブレーズ・ガラン「芸術からの解放」(青弓社)等。
7月5日出演
山田聖子(靖山画廊代表、株式会社アートジャパン代表取締役、ギャラリスト)
共立女子短期大学卒業後、出版社、企画会社を経て、1996年株式会社アートジャパン設立。2004年銀座7丁目に靖山画廊を開廊。その後2010年銀座5丁目に移廊。現在に至る。確かな審美眼により数々のアーティストを世に送り出す。また、現在、銀座のギャラリー約40軒で組織された任意団体“銀座ギャラリーズ”の理事であり、その活動として「美術と教育を考える会」など日本における“美術と教育”の今後のあり方を問うレクチャー・シンポジウム等を企画開催している発起人のひとりでもある。
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