<公演延期 Postponed >TCPT presents ELECTRIC THUNDER feat. DA TWEEKAZ
1977年東京生まれ。
MAKOTOの音楽への傾倒は、ベートーベンに興味を示した幼稚園の頃に遡る。「ミュージシャンではなかったが、父親は音楽が非常に好きで、家には音楽が溢れていた。僕が最初に興味を持ったのはベートーベンの『第九』で、すぐに他の作品も聴き込むようになった」とMAKOTOは語る。
中学生になるまでは完全にクラシック一辺倒だったが、彼は坂本龍一の『ラスト・エンペラー』と『シェルタリング・スカイ』のサウンドトラックに出会いをきっかけに、ジャズ、レア・グルーヴ、ソウル等に傾倒していく。カーティス・メイフィールド、ロニー・リストン・スミス、リロイ・ハトソン、マーヴィン・ゲイら70年代のミュージシャンと共にブルー・ノートのプロデューサー、ラリー・ミゼル等、影響を受けたアーティストは多岐に渡る。
日本大学芸術学部に入学した頃に出会ったドラムンベースにのめり込み、自分のドラムンベース・サウンドを制作。その日本人離れした音楽構成がLTJ BUKEM が主宰するUKのレーベル「GOOD LOOKING RECORDS」に認められ、1997年に専属アーティスト/プロデューサー契約を結び、1998年に12inch“WAVE”でソロデビューを果たす。以来、GOOD LOOKING SOOUNDを創り出す中心的クリエイターとして活躍。。GOOD LOOKINGの代表的なコンピレーション・アルバム[EARTH]シリーズ、また[PROGRESSION SESSIONS]シリーズなどにジャズやソウル、レアグルーヴ等の音楽的ルーツを色濃く反映させた、感動的な楽曲を次々と発表しながらも、日本では中島美嘉、浜崎アユミ、東京スカパラダイスオーケストラ、COLDFEET、椎名純平、AH、JAFROSAX等のリミックスワークを手掛けるなど、ドラムンベース・シーンにおいて日本を代表するアーティストに成長。2003年には約1年を費やした待望のファーストアルバム『HUMAN ELEMENTS』を発表。ドラムンベース、ダウン・テンポ、ハウス等その音楽はドラムンベースの音楽性により多くの多様性をもたらすことができることを実証するものだった。それと同時に、今ではMAKOTOのセットにかかす事のできない女性MC Deeizmをフィーチャリングして東京YELLOWでのアルバムリリースパーティーでのセットをライブ録音した『PROGRESSION SESSIONS LIVE IN JAPAN 2003』を発表。
その2つのアルバムをリリース後ワールドツアーを敢行。UK、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ブラジル、アジア、日本等を回り、数千〜数万人のクラウドをそのDJプレイで歓喜させ、実力を証明した。以後、ロンドンの〈The End〉や〈Bar Rumba〉など、シーンのトップDJが一同に集う震源地でプレイするようになるなど、MAKOTOの注目は高まる一方で、2005年に入り、ようやくリリースされたMAKOTO & MC CONRADの「GOLDEN GIRL」は、ダブ・プレートの時点でDRUM&BASS ARENAのサイトで第1位を獲得するなど、ほとんどのDJが
ピーク・タイムでプレイした異例のモンスター・チューンで、このヒットを期に全世界でMAKOTOの人気はより確かなものとなった。今やMAKOTOにプロデュースやリミックスを依頼するレーベルが後を断たなくなくなり, DJ MARKYのINNERGROUND, DJ ZINCのBINGO, LONDON ELEKTRICITYのHOSPITAL, TOTAL SIENCEのCIA、LIQUID Vなどからオリジナル曲、リミックス曲を発表、発表予定。また先日リリースされたセカンドアルバム『BELIEVE IN MY SOUL』 でも世界中より高い評価を得えている。