最新アルバム「Cloud Nine」を皮切りに日本でもトロピカルハウスムーブメントを巻き起こしたKygo。リオ五輪の閉会式でもパフォーマンスし、世界各国で賞賛された。
 
Kygoは今月、新たに自身のファッションライン「Kygo Life」をスタートさせることを発表した。このファッションラインは音楽とファッションを楽しめることを重視しており、あくまでグッズではなくアパレルとしてのデザインが重視されている。

男性・女性のトップス、ボトムズ、アンダーウェアからアクセサリーまで幅広い展開を行っており、シンプルなデザインが話題を呼んでいる。Billboardが行ったインタビューでKygoのファッションラインについて語った。

自分のロゴを強調しないデザインについては
自分のロゴが大きくついたものは着たくないんだ。自分のロゴが大きくついた服を自分で着て歩き回ることは僕にとってはカッコイイと思わないからね。

また、このデザインのインスピレーションについて
ストリートにいる人たちや他のアーティストたちが着ているものにインスピレーションを受けたよ。でも一番に思ったのは「自分が日々の生活で身につけたいと思うもの」かな。

「自分が日々の生活で身につけたいと思うもの」について聞かれ、
僕にとって、ぴったり合うことが第一に重要なんだ。ある日、洋服屋でとてもいいデザインで生地も良いTシャツを見つけたんだけど、体に合わなかった。それじゃあデザインも生地も台無しだ。だから僕たちはもう良いサイズにできるように取り組み、フィットするとを確信できるように取り組んだんだ。

女性の展開がされていることについては
男性も女性も基本的に共通のアイディアとデザインだけど、体格が違う。だから最初に男性のデザインを作ってから、デザイナーや彼女、2人の姉にアドバイスをもらって女性のデザインを作った。

アパレルと音楽の関係性について聞かれた際には
Tシャツの一つはピアノをモチーフにしているし、アルバム「Cloud Nine」のペイントを施したものもある。あとヘッドフォンも作ったよ。このヘッドフォンに関してはかなり大変だったよ。たくさんのサンプルをもらって「もう少しベースを強く」みたいなメモを付けて送り返した。そうやって音の鳴りを緻密に調整したんだ。だから完璧だよ。

飽くなきまでのこだわりを持ってデザインを行ったKygoのファッションライン。日常生活でも楽しめるようなデザインになっており、入手困難になること間違い無し。アイテムをチェックしてみたい方はこちらから。