先日開催されたULTRA MUSIC FESTIVALでは未公開曲を初披露し、3日間の大きなトピックの1つになったトロピカルハウスの貴公子、Kygo。先月はSelena Gomezを迎えて「It Ain't Me」を発表し、リリースから3週間でSpotifyで1億再生を記録した。さらに映画「Fifty Shades Darker」の挿入歌のアルバムに「Cruise」が収録され、先月から新曲のリリースラッシュが始まっている模様。

年内のアルバムリリースが期待できそうなKygoは「It Ain't Me」の制作過程を公開した。1分程度の映像だが、映像中で「It Ain't Me」のドロップの音がどのように作られたかが分かる。

先日、Calvin HarrisがFrank OceanとMigosとの新曲「Slide」制作中のムービーを公開し話題になったが、こういった映像をアーティストたちが積極的に投稿するようになっているということはアーティストを夢見る人たちにとってとても嬉しいことだろう。

そしてKygoは今月中旬にラスベガスの豪華リゾートホテルに併設されるナイトクラブ"WYNN"のレジデントに決定し、Wynnの中の2つのクラブ"XS(エックスエス)"と"Encore Beach Club(アンコールビーチクラブ)"の両方で4月30日から6月30日までレジデントを務めることになった。

さらに、ラスベガスのレジデンシーを終えた7月からはイビザのUshuaïa Beach Hotelの中に併設されたクラブのレジデントとして出演することも決定。このUshuaïaは「これがクラブ!?」と目を疑うほどの規模感とステージ設計で世界中のクラバーたちの憧れとなっている。

Ushuaïaでの初回の出演は7月9日で、そこから順次出演日程が発表される。夏の夜にイビザの空を眺めながらKygoの音を体感できるのはうらやましい限りだ。