ダンスミュージックシーンの DJ たちの出身国について、どこの国出身の DJ が多いという印象だろうか? アメリカ? ヨーロッパ? 北欧? 意外かもしれないが、ロシア出身の有名 DJ は案外多い。意外と知られていない、世界で活躍するロシア出身の DJ を紹介したいと思う。


ZEDD(ゼッド)

まず、ダンスミュージック界では欠かせない世界的に有名な ロシア出身の DJ と言えば、Zedd の名が挙げられるだろう。

Zedd(本名 Anton Zaslavski)はロシア出身で、4歳の時に家族と共にドイツへ移住。ギタリストの父親とピアニストの母親の間に生まれ、2歳からピアノ、12歳からドラムを学んできた。名字の Zaslavski の頭文字を取り、ステージネームの "Zedd" と名付けたという。

ステージで DJ をする Zedd ももちろん素晴らしいが、楽器を演奏する Zedd にはまた違った魅力があり、下の動画を見ると、まさに彼は音楽のために生まれてきたのだと思わせられる。
 
 

ALPHA 9/ARTY(アルファナイン/アーティ)


若くして大成し、長いキャリアと実力を誇る、まさに才色兼備なイケメン DJ、 Alpha 9(Arty) 。
彼もまた8歳の頃から祖母に勧められ、音楽学校に通い始めたという過去を持つ。当時、サッカーに夢中だった Alpha 9 は音楽学校に乗り気ではなかったものの、14歳でしっかり卒業。
Alpha 9 は、Enhanced Music の Enahanced Progressive label と1番最初に契約を交わしたアーティストでもある。また、Above & Beyondのレーベル Anjunabeats との契約も交わし、2014年には、ロシア人アーティストして初、アメリカのレコードレーベル Insomniacと契約。
デビューアルバム『Glorious』は、Insomniac Records からリリースされた。

ビデオゲームが大好きだという可愛い一面も持つ Alpha 9。プログレッシヴ ハウスとトランスをミックスしたような彼のサウンドは、1度聞けば虜になること間違いなし。
 

なんと、iFLYER が WOMB の協力のもと、今後ブレイク確実の実力派&タレント性のあるアーティストたちをレコメンドしていくショーケースイベントにてALPHA 9来日決定!! 詳細は以下のページからチェック!! 

iFLYER presents ALPHA 9(ARTY)

iFLYER Presents ALPHA 9
日時:2018年8月3日(金) 21:00 〜 4:30
会場:WOMB 渋谷区円山町2-16
出演:ALPHA 9(ARTY)
【MAIN FLOOR】ALPHA 9、HiRAPARK、INAGEE、qlius、yuri (House Set)、Derek Ryan
【WOMB LOUNGE】TBA
【VIP LOUNGE】TBA

  • PICKUP

    94 Stars

    FRI, 03 Aug 2018

    iFLYER Presents ALPHA 9

    @ WOMB / TOKYO, JAPAN

    Trance
    House
    ALPHA 9
    /
    Oski
    /
    Derek Ryan
    /
    HiRAPARK
    /
    DJ INAGEE
    /
    qlius
    /
    yuri
    /
    Gradate
    /
    ◢ Addiy ◤
    /
    MAREAM
    /
    KA2
    /
    Not The Same
 

 
 
 

Shapov(シャポフ)


2005年に結成したデュオ、Hard Rock Sofa のメンバーでもある、本名、 Alexander Shapovalov こと Shapov。Size Records, Spinnin, Refune, Protocol など世界的なレーベルから多数のトラックやリミックスをリリースしてきている。
ソロプロジェクトである Shapov としては、2015年から活動を始めた。"Shapovサウンド" と呼ばれる Shapov 独特のエレクトリックサウンドが特徴的。2018年、2作目となった "The Last Dancer" は、Armin van Burren とのコラボ曲となる。それまでの Sahpov のジャンルとは違った、トランスのアーティストである Armin van Burren とのコラボ曲ではあるが、そんな中にも Shapov サウンドは健在で、なおかつ Armin van Burren らしいトランスの要素も取り入れられたトラックに仕上がっている。
2018年の Ultra Music Festival in Miami では、フェス中に多数の DJ にプレイされた "The most played track at UMF 2018" の楽曲の1つでもある。
 
 
 

Matisse & Sadko(マティッシー アンド サドコ)


iFLYER記事:https://iflyer.tv/ja/artist/39741/about/

兄弟からなるデュオ、本名、Alexander Parkhomenko と Yury ParkhomenkoのMatisse & Sadko。元々ソロアーティストとして活動していたが、2010年から Matisse & Sadko として活動を始めた。2012年に上記で紹介した Arty と“Trio” をリリースした事で注目を浴び、2013年には、Steve Angello とのコラボ曲「SLVR」をリリース。世界的スーパースター Martin Garrix も憧れていた存在であるという Matisse & Sadko。Martin Garrix とは「Dragon」「Break Through The Silence」「Together」「Forever」と、全4曲のコラボ曲がある。
 
 
 

Nina Kraviz(ニーナ・グラヴィッツ)


世界で最も名前が知られている、フィメール DJ/プロデューサー/シンガーソングライター の一人であるといっても過言ではない NINA KRAVIZ(ニーナ・クラヴィッツ)。ハウス、テクノ、アシッド等のジャンルを得意とし、レーベルтрип(トリップ)を主宰する彼女は、Beatport の DJ OF THE YEAR、Mixmag の THE BEST RECORD LABEL OF 2015等、数々の実績を残しており、世界の一流クラブ、そしてTomorrowland 等の世界的ビッグフェスからも常に引っ張りだこの存在だ。マニアを唸らせるその実力と、類まれなる美しさで世界中から注目を浴び続けており、世界で最もブッキングが難しい DJ の一人とも言われているが、親日家としても知られている。
 
 

実は他にも沢山ロシア出身のDJはいます。
Swanky Tunes、Nina Kraviz、Zedd、DJ MEG、Nerak、Amersy、BOBINA、PROXYなど。そして、SNSを見る限りロシアDJ達は仲が良く互いにコラボしトラックを発表しています。今後もロシアDJに要注目です。