昨年10月に発売され、Pitchforkで9.0点 (BEST NEW MUSIC) の高評価を獲得し、2017年の年間ベストを席巻、マーキュリー賞にもノミネートされた King Krule(キング・クルール)の最新アルバム『The OOZ』。本日、アルバムの1曲目を飾った「Biscuit Town」のミュージック・ビデオを公開した。このビデオは、WeTransfer とコラボレーションした3部作の1作目であり、キング・クルールが、各ビデオのディレクターと独特の音楽世界観を作り上げている。

 
本作では、主人公のキング・クルールはフィルム・ノワール調の "ビスケット・タウン" に住んでおり、目覚めてからの、街での足取りをたどり、ぼんやりと半分しか覚えていない昨夜の断片の面影を追いかけている。ビデオには、「Biscuit Town」の温かくドリーミーな雰囲気があり、映画にインスピレーションを受けたサウンドがうまく反映されている。キング・クルールは若干23歳で、自身が存在できる、独自の宇宙を作り上げた。


King Krule - Biscuit Town

“最も人の心をつかんで離さない健在アーティストの一人から、歪んだヴィジョンの傑作が誕生” – Pitchfork

“この世代が発する心休まぬ声” – NME

“同世代における、最も優秀なソングライターの一人” Uncut

“魅惑的な才能” - The Times

“2017年に不可欠なアルバム” – Dazed & Confused

"この謎めいたシンガー/ソングライターは、自分が真の独創的なアーティストだということを証明した " - The Evening Standard


尚、2018年のマーキュリー・プライズの候補には、〈XL Recordings〉の総帥リチャード・ラッセルによるコラボレーション・プロジェクトも選出されており、ノミネート作品の『Everything Is Recorded by Richard Russell』は、サンファ、イベイー、ウィキ、カマシ・ワシントンら〈XL〉およびその傘下レーベル〈Young Turks〉の人気アクトから、デーモン・アルバーン、ジ・インターネットのシド、ピーター・ガブリエル、オーウェン・パレットら、超豪華な面々が参加した作品となっている。

https://www.mercuryprize.com/news/see-the-2018-shortlist