☆野良猫の歌.黒猫たちのLove Song.

 

 

  『Stray cat, Are you proud?』

                  詞・曲 小林文彩

 

 

”みんなの普通と同じには出来ないけれど

確かに頭に浮かんで来るものに導かれた”


ひねくれた蟻の巣のような 美術館の日曜日は

そういう気持ちで 溢れていた


画面の中で人と話せる ようになる遥か昔

皆を乗せている地球と じかに話が出来たんだ

気まぐれの花の蕾が 全部でたらめな色で咲いたら

スキかキライか 笑って答えてほしい


 Stray cat,都会の暮らしで

 すこし煤けたおでこを そっと払って

 何でも吸い込んでしまいそうな黒い瞳に息を飲んだ


 Hey, hey stray catty, are you proud?

 

 


かつて沢山の昆虫(バグ)たちがここに居たよ

木々の間を飛んだり 花に潜ったりしてた

いつのまに姿を消した 1と0で割り切れないものは

居ないことになった


 ―きみの胸のビートを聴きながら

  アトランティスの夢を見る

  沈んで消えた楽園こそは、

  巨大な海底クラブハウス―


 Stray cat,こらえてるきみと

 ビビッてる俺を  海の底に投げてしまおう



金持ちの芸術家が

”変わってるぜオレは”って威張るのが嫌

変わってるのに必死で世間に馴染ませて

生きてきたきみは ずっと偉いよ


踊りに行くのが大好きで おしゃまなきみが大好きさ

けどたまにある ビルの壁流れるニュースに考える夜

子供に平和,バンバータの祈り,流星雨になる千羽鶴


 

 Stray cat,都会の暮らしで

 すこし煤けたおでこを そっと払って

 何でも吸い込んでしまいそうな光る瞳に息を飲んだ

 

 

 

”みんなの普通と同じには出来ないけれど

時々フラッシュのように浮かんでくるものに導かれて生きてる”


 Hey, hey stray catty, are you proud?

 Hey, hey stray catty, are you proud??