1990年代のトランス黄金時代を代表する曲としてリリースされた「Gouryella」。
これは、まだTiestoFerry Corstenがソロではなく2人のユニットGouryellaとして活動していた時期のこと。今現在は、What So Notのように、Ferry CorstenがソロとしてGouryellaの名義を引き継いでいる。
その誕生秘話についてFerryがbeatportとのインタビューで明かしている。

何とTiestoとの出会いは、ロッタルダム生まれのFerryがレコード店のBasic Beatの店員として働いていた人が自分の探し求める、まだ当初90年代に流行っていなかったメロディックな楽曲を探していたとのこと。その店員こそがTiestoだったのだ。

そして、何とあの名曲「Gouryella」はFerryの実家の屋根裏の一室を舞台に出来上がったと明かす。まだ実家通いだったため、スタジオは自宅の屋根裏。身長の高いTiestoはよく天井に頭をぶつけていたと笑い話も。DJのTiestoがダンスフロアに反応の良い曲の要素を持ち、Ferryがプロデューサーとしてメロディー部分を編集した2人の傑作だったのだ。
この曲を機に、Armin Van Buuren「Commnications」、Paul Van Dyk「For An Angel」、Rank 1「Airwave」がリリースされ、トランスの時代にブームをつけていったのだ。このような時代のトランスの音の再来を目標とするFerry Corstenは2016年、そのサウンドの火付け役になりたいと話したのだ。
 


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