Pioneer DJ 株式会社は、ターンテーブルを含むプロフェッショナルDJ機器の開発で培った経験と高音質技術を活かし、自宅で手軽に高品位なアナログレコードサウンドを楽しめ、かつDJプレイ可能なダイレクトドライブターンテーブル「PLX-500-K, W」を2016年9月上旬に発売します。

近年アナログレコードならではの温かく柔らかな質感の音源を楽しむ方が、若い世代にも増えており、アナログレコードを中心としたミュージックライフが注目を集めています。
DJ市場でも、アナログレコードの音質やアナログターンテーブルの操作感、プレイスタイルへのこだわりからアナログターンテーブルは根強い人気があり、2014年9月に発売したプロフェッショナルターンテーブル「PLX-1000」は、音質と操作性にこだわるプロフェッショナルDJ/クラブから高い評価をいただき、世界中で使用されています。「PLX-500-K,W」はこの「PLX-1000」の音質設計思想を踏襲し、幅広い方にアナログレコードを楽しんでもらえるための機能を備えたモデルになります。
 

【PLX-500-K, Wの特長】

1) プロフェッショナルターンテーブルの設計思想を踏襲し高品位なアナログレコードサウンドを実現
プロフェッショナルターンテーブル「PLX-1000」の音質設計思想を踏襲しています。針先からPHONO/LINE出力までの経路を最短に設計することで、アナログレコードの本来持つ音質を忠実に再現します。
またPHONO出力だけでなくLINE出力に対応していますので、パワードスピーカーと直接接続するだけで高品位なアナログレコードサウンドを手軽に楽しむことができます。


2)アナログレコードをデータ化し外出先でも楽しむことができる簡単デジタル録音が可能
USB-B端子を搭載していますので、「PLX-500」とPC/Macを直接接続し、アナログレコード音源をデータ化してPC/Macに録音することが可能です。録音の際は無償の音楽管理アプリケーション「rekordbox™」(Ver.4.2.1以降)の録音機能を使うことにより、簡単な操作でデジタル録音することが可能です。これにより、お手持ちのアナログレコードを簡単にデータ化して保管することができ、モバイルデバイス等で外に持ち出して聴くことが可能となります。
rekordbox™の録音機能についてはこちらでご覧になれます。


3)DJプレイを可能にするダイレクトドライブターンテーブル
ハイトルクダイレクトドライブ方式を採用していますので、2台の「PLX-500」とDJミキサーを組み合わせることで楽曲のミックスやスクラッチなどのDJプレイが可能です。また、「rekordbox dvs(有償)」対応のDJミキサーと組合せることで、Control Vinylを使用しPC/Mac内のデータ音源をDJプレイすることも可能となります。

  ・「rekordbox dvs」のご利用方法
「rekordbox dvs」のご利用には、無償の音楽アプリケーション「rekordbox™」のダウンロードに加え、「rekordbox dj」および「rekordbox dvs」ライセンスキーの購入が必要です。
「rekordbox dj」のサブスクリプション契約のお客様は「rekordbox dvs」のライセンスキーを追加購入することなくご利用になれます。
ご利用方法についての詳細はこちらでご覧になれます。
また、「rekordbox dvs」をコントロールするための専用信号が収録された専用のControl Vinyl を追加購入する必要があります。
Control Vinyl はこちらからご購入いただけます。



4)レコードジャケットを立てかけられるダストカバー
開いたダストカバーにレコードジャケットをディスプレイできる設計を施しました。これによりレコードジャケットを鑑賞しながらアナログレコードサウンドをお楽しみ頂けます。



5)プロフェッショナルターンテーブル「PLX-1000」を踏襲したデザイン
機能美を追求した「PLX-1000」のデザインを踏襲しました。また、お客様のご自宅のインテリアやお好みに合わせて、ブラック・ホワイト2色からお選びいただけます。

別売オプション ヘッドシェル PC-HS01-K, S, N(12月導入予定)
使用する場面に応じてカートリッジを交換したり、自分の好みの色にカスタマイズしたい方に向けたブラック・シルバー・ゴールド3色のヘッドシェルを単品販売いたします。
当社カートリッジ「PC-X10」や他社カートリッジに取り付けてお使い頂けます。
商品の詳細はこちらをご覧ください。



さらに、DJ・楽曲製作者向けアクティブモニタースピーカー「DM-40」の新カラーとして、ホワイトモデルの「DM-40-W」を発売します。
「DM-40」では、音質に定評のある当社アクティブモニタースピーカーでも採用している、レスポンスのよいクリアな低域音再生を実現するGroove技術や、広いスイートスポットを実現するDECO技術※などの高音質設計を踏襲し、卓上に設置できるコンパクトなサイズでありながら、DJや楽曲制作を楽しむことのできる豊かな低音とクリアな音質の両立を実現しています。
既発売のブラックモデル「DM-40」に加え、ホワイトモデルをラインアップすることで、組み合わせる機器やインテリアに合う色を選ぶことができます。

※ DECO: Diffusion effectual Convexity by Olsonの略。1950年代にH.Olson氏が考案した手法をベースにTAD Labs社が独自に開発した指向性改善技術。
※ TAD Labs: Technical Audio Devices Laboratories, Inc. (株式会社 テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)の略。TAD(Technical Audio Devices)ブランドの商品はパイオニアが1978年から発売を開始し、プロフェッショナル用スピーカー・ユニットとして世界の多くのスタジオへ導入され、高い評価を得ています。


【「DM-40-W」の特長】

1)インテリアやさまざまな機器にフィットするホワイトを本体カラーに採用
ホワイトボディのDJ機器などさまざまな機器にフィットするよう、ホワイトモデルを新たに加えました。ホワイトモデルの「DM-40-W」と、既発売のブラックモデル「DM-40」の2色から、お手持ちのDJ機器やインテリアに合う色を選ぶことができます。

2)力強いキック音を実現するためのフロントバスレフ方式とGroove技術
低域をダイレクトに伝達し、壁などの反射の影響を受けにくいフロントバスレフ方式を採用しました。また、バスレフダクトの開口部には、当社アクティブモニタースピーカー「S-DJX」シリーズに搭載されているGroove技術を採用することで力強いキック音を実現します。

3)広いスイートスポットを体感できるトゥイーターのウェーブガイドとディフューザー
市場にて高い評価を得ている当社アクティブモニタースピーカー「S-DJX」シリーズで採用している、DECO技術による凸形状ディフューザー(指向性を広げるための拡散機)をトゥイーター部へ採用しました。さらにウェーブガイドを設けることで中高域の音を左右と上方へ振り分け、広いスイートスポットと立体感のある音像を実現します。

4)くっきりとした音像を実現するタイムアラインメント
ウーファーとトゥイーターの前後の距離差を調整したことで、再生音の帯域間のズレが軽減され、くっきりとした音像を実現します。

5)不要な音の干渉を防ぐラウンド形状のキャビネット
キャビネットのフロント部を曲面にすることで、キャビネット表面での不要な音の干渉を抑制して、広がりのある高域再生を実現します。

6)その他の特長
ボリュームノブをフロント部に搭載
2系統の入力端子(RCA、ステレオミニ)搭載
ヘッドホン出力端子搭載



商品の詳細はこちらをご覧ください